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中之嶽神社
※写真はイメージです。

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群馬県下仁田町、奇岩が連なる妙義山の懐に鎮座する中之嶽神社は、創建819年という悠久の歴史をもつ古社です。主祭神は日本武尊をはじめとする十七柱。境内でひときわ目を引く日本一の大国像は、全国的にも稀有な存在感を放ち、参拝者を圧倒します。

日本一の大国様と「剣を持つ」珍しい姿

境内に立つ大国像は高さ20メートル・重量8.5トンで、日本最大の規模を誇ります。大国様の像といえば小槌を持つ姿が定番ですが、中之嶽神社の大国様は剣を携えた珍しい姿。この剣によって病・厄・悪性を祓い、福を招くと伝えられており、開運や金運上昇を願う人々が全国から訪れます。

古代から続く重層的な歴史

神社の起源は遠く大和時代にさかのぼります。もとはこの山に「波胡曽神(はこそかみ)」が祀られており、日本武尊が勅命による関東御巡行の折に妙義山に登嶽したと伝えられています。第29代欽明天皇の御代(539〜571年)に妙形氏が社殿を建立し、平安末期の1183年(寿永2年)には藤原祐胤卿が神剣を奉斉しました。

江戸時代に入ると1616年(元和2年)に加藤長清(道士)が中興の開山主として神器を守り、小幡藩主・織田筑前守信久侯が社殿を改築して中之嶽奉行を設置。1720年(享保5年)には嵯峨御所より十六葉菊御紋付の幕と提灯が下賜され、織田家に続き松平家からも篤い崇敬を受けるなど、歴代の権力者に庇護された社格の高さを物語っています。

約300年間途絶えぬ「甲子祭」

中之嶽神社で最も重要とされる祭典が「甲子祭(きのえねまつり)」です。「甲子とは気が栄える」とされる甲子の日の前夜、年6回にわたって深夜の祈祷が斎行されます。斎行時間は午後11時から(10時半までに集合)で、約300年間一度も欠かさず続けられてきた伝統の重みは格別です。祈祷料は1回3,000円、年間6回通しの1年祈願は12,000円で受け付けており、夜の山中で執り行われる独特の雰囲気を求めて遠方からも参拝者が集まります。

多彩なご利益と御朱印

ご利益は運気上昇・金運上昇・商売繁昌・厄除け・病気平癒・家内安全・交通安全・心願成就・良縁祈願・合格祈願・社運興隆・方災除など多岐にわたり、「何でも相談できる神社」としての懐の深さも魅力のひとつ。御朱印の授与も行っており、特別朱印・龍朱印は1,000円で頒布されています。

春は「さくらの里」との共演

境内に隣接する県立森林公園「さくらの里」では、春になるとソメイヨシノが一斉に開花します。霧に包まれた妙義山の奇岩と桜が織りなす風景は幻想的で、花見がてら参拝を楽しむ人も少なくありません。1,200年超の歴史と自然の絶景、そして夜の祭典という非日常体験が重なる、群馬を代表するパワースポットです。

アクセス

〒370-2621 群馬県甘楽郡下仁田町大字上小坂1248。妙義公園無料駐車場が目印。下仁田I.C.より国道254号線で約25分、妙義I.C.より旧有料道路で約15分。

料金目安

甲子祭祈祷料: 1回3,000円、1年祈願6回12,000円 / 特別朱印・龍朱印: 1,000円

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