
もりおかかいうん神社
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盛岡市北山の静かな一角に鎮座するもりおかかいうん神社(榊山稲荷神社)は、南部藩の歴史と数奇な運命を共にしてきた神社です。豊受之大神を主祭神として厄払い・長寿祈願・八方塞がりなど各種祈願に対応しており、盛岡の街の礎から現代まで人々の信仰を集めています。
南部藩の総鎮守として——慶長二年の草創
慶長二年(桃山時代後期)、南部家二十六代当主・信直公が盛岡城の築城を進めるにあたり、祖先・新羅三郎義光公の代から崇敬されてきた「さかきやま稲荷大明神(豊受之大神)」を城内に祀りました。これが本社の草創です。信直公は藩の運命を賭けてこの大神を迎え入れ、盛岡の街全体の総鎮守として定め、城下町の発展をこの神に託しました。
廃社と御神体の隠蔽——明治から昭和への再建
明治維新の波が城下を覆った明治四年、廃藩置県の断行により本社は廃社を余儀なくされます。しかしご神体は失われることなく、ひそかに守り伝えられ続けました。時代が大きく動いた昭和五年、長年隠されてきたご神体はついに現在地である北山の地に鎮座し、神社として再建されます。慶長から明治、そして昭和へ——三つの時代をまたいだ信仰の継承が、この神社の最も印象的な物語です。
境内社と授与品
境内には本社のほかに、学問・芸能の神を祀る天満神社(菅原稲荷社)と、水上の安全を守る船玉社の二社が境内社として鎮座しています。授与所では御朱印・お守り・神札・絵馬を扱うほか、初詣の参拝記念として紅白まんじゅうも用意されており、参拝の折の縁起物として親しまれています。
七月の例祭と年間行事
七月は境内社の祭りが続く季節です。九日には天満神社・菅原稲荷社の例祭と祭典が、三十一日には船玉社の祭典が執り行われます。また境内に隣接するさかきやま庭園墓地では永代使用の募集も行われており、祈願の場としてだけでなく、地域の暮らしに深く根ざした場所として機能しています。
アクセス
盛岡駅から徒歩約15分 国道4号線北山トンネル交差点隣の十字路から(車)
営業時間
9:00~17:00
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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