
盛岡手づくり村
GALLERY
岩手山の麓に広がる「盛岡手づくり村」は、南部鉄器や陶芸、染物、編細工など岩手を代表する12の伝統工芸工房が一堂に集う複合施設だ。2023年にニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選ばれて以降、国内外からの注目がさらに高まっており、工芸ファンだけでなく旅行者にも欠かせない観光拠点となっている。
12工房が集う職人の現場
施設内には、南部鉄器 鈴木盛久工房・薫山工房、陶器 不来方窯・如月窯、染物 草紫堂・小野染彩所、螺鈿細工 澤井工房、編細工 しばた工芸・雫石民芸社など、岩手の各地から集まった工房が軒を連ねている。いずれも実際の制作現場であり、職人が日常的に作業を行う様子を間近で見学できる。南部鉄器の鋳型に溶けた鉄を流し込む工程や、草紫堂の染色など、普段は立ち入ることのできない「ものづくりの現場」が開かれているのが最大の特徴だ。ただし各工房の営業日は異なるため、目的の工房がある場合は事前に確認しておくことを強くすすめる。
多彩な手づくり体験教室
工房見学だけでなく、実際に手を動かす体験教室も充実している。南部鉄器の鋳物体験、南部焼(陶器)の陶芸体験、編細工体験など、ジャンルを問わず工芸の醍醐味を体感できるプログラムが揃っている。職人の手ほどきを受けながら制作するスタイルなので、工芸に初めて触れる人でも安心して参加できる。なお体験料金は2026年4月に改定が行われているため、最新の情報を公式サイトで確認してほしい。
江戸後期の南部曲り家
敷地内には、江戸時代後期に建てられた「南部曲り家」が保存・公開されている。馬産地として知られた岩手ならではの建築様式で、母屋と馬屋が直角につながった独特のL字型構造が特徴だ。入場料無料で内部を見学でき、当時の生活空間をそのままの形で体感できる。歴史的建築を気軽に体験できる貴重な機会であり、工芸工房の見学と合わせて岩手の文化的厚みを感じ取れる。
岩手の逸品が揃うショップ
施設内のショップには、南部鉄器・南部せんべい・盛岡三大麺・地酒をはじめとする岩手県内の特産品が約4,000種類並ぶ。工房で気に入った作品の購入はもちろん、手みやげや自宅用の品を探すのにも最適なラインナップだ。規模・品揃えともに、岩手の特産品をまとめて手に入れられる場所としては県内屈指のショップといえる。
小岩井農場との連携と周辺の楽しみ方
平日限定で、盛岡手づくり村から小岩井農場へと向かう「無料お迎え便」が運行されており、徒歩や車なしでも隣接する観光スポットへのアクセスが容易になっている。夏には「盛岡手づくり村夏まつり」も開催されるなど、季節のイベントも充実。営業時間は8:40〜17:00で、工芸体験と買い物の両方をゆっくり楽しめる時間設定となっている。
アクセス
住所:岩手県盛岡市繋字尾入野64-102。最寄駅までの距離は不明。
営業時間
8:40 - 17:00(各工房の営業日・営業時間は異なるため事前確認推奨)
料金目安
南部曲り家: 入場料無料
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店舗詳細
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