
松葉屋
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明治初期の創業以来、日光連山の麓に湧く名水と国産大豆だけで豆腐とゆばを作り続ける老舗製造販売店。「大豆と水」という極めてシンプルな素材だからこそ、原料の質と職人の手仕事がそのまま味に直結する。120年以上変わらぬ製法を守りながら、現在は四代目が暖簾を継いでいる。
今市宿から続く歴史と転機
松葉屋は日光連山の麓に発達した宿場町「今市宿」で豆腐屋として産声を上げた。長く豆腐一本で地域の食卓を支えてきたが、1982年に三代目店主が日光の特産品であるゆばの製造にも乗り出す。豆腐造りで培った豆乳の扱いに精通していたからこそ実現できた転身で、これが現在の松葉屋の看板商品を生み出す転機となった。
主力商品「日光ゆば」とそのバリエーション
看板商品の「日光ゆば」は、薄く引き上げた生ゆばを重ねて巻き、輪切りにしたうえで揚げた独自の仕上げが特徴。土産や進物の定番として根強い人気を誇り、化粧箱入りのギフト用から、日常使いしやすいパック入りまで用途に合わせて選べる。
豆乳から引き揚げたままの状態で食べる「さしみゆば」は、加熱前の豆乳の風味をダイレクトに楽しめる一品。生ゆばを小さく丸めた「たぐりゆば」(大・小)は、そのまま食べるだけでなく煮物や揚げ物にも活用できる汎用性の高さが魅力で、料理好きの人へのお土産にも喜ばれる。「味付けゆば」は日光ゆばを甘口のやや濃いめの煮汁で仕上げたもので、ごはんのお供や酒の肴としてすぐに食卓に出せる手軽さがある。2026年には新たに「ゆばちまき」も加わり、ラインナップが広がっている。
3拠点体制と新ブランド「Beans Factory Matsubaya」
店舗は今市の本店・製造拠点の芹沼工場・日光市内石屋町の日光店の3か所。それぞれの立地で地元客から観光客まで幅広い層に対応している。本店と日光店では直接商品を手に取って選べるほか、オンラインショップによる通販・地方発送にも対応しており、遠方からでも松葉屋の味を取り寄せられる。
近年は「Beans Factory Matsubaya」という新ブランドを立ち上げ、伝統製法を守りながらも大豆製品の可能性を広げる商品開発やコラボ商品にも積極的に取り組んでいる。健康食材としての大豆への関心が高まるなか、より多くの人に親しんでもらうための新しい発信を続けている。
日光土産・ギフトの選び肢として
日光東照宮や中禅寺湖といった観光スポットを訪れた際の土産として、日光ゆばは知名度が高い。化粧箱入りの詰め合わせは贈答用として見映えもよく、日持ちする点でも扱いやすい。地元・栃木の味をテーブルに伝えたい場合は、たぐりゆばや生ゆばを組み合わせて選ぶのもよい。営業時間は9:00〜17:00、定休日は水曜日。
アクセス
栃木県日光市今市594(本店)
営業時間
9:00~17:00、定休日: 水曜
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