
京都美山サステナブルエクスペリエンス
GALLERY
京都市街から北へ約50キロ、南丹市の山あいに広がる美山町は、人口約3,400人の中山間地域でありながら、国内外から年間約1万人が訪れる里山の聖地だ。「京都美山サステナブルエクスペリエンス」は、この地で「暮らすように旅をする」をコンセプトに掲げ、地域住民が地元ガイドとなって里山の知恵と暮らしを旅人に手渡すエコツーリズムのプラットフォームである。
日本の原風景が宿る、かやぶきの里
美山を語るうえで欠かせないのが、北集落に残るかやぶき屋根の集落だ。1993年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたこの景観は、単なる観光地としてではなく、地域住民が今も日常を営む生きた場所として守られている。京都美山サステナブルエクスペリエンスでは、この景観保全の取り組みそのものを学ぶ研修プログラムを用意しており、建物の価値や維持の仕組みを現地で深く理解することができる。
冬には「美山かやぶきの里冬灯廊」が開催される。集落がほのかな灯りに包まれるこのイベントには地域貢献サポーターの参加を随時募っており、観客として訪れるだけでなく、運営の担い手として関わることもできる。
地元ガイドと歩く、森と滝
美山町東部を中心に、2016年にその全域が京都丹波高原国定公園に指定された。「洞の滝トレッキングツアー」では、落差60mの名瀑「音谷の滝」をはじめ、洞地区の2つの滝を地元ガイドとともに目指す(所要約2時間、¥3,800)。舗装路では出合えない森の静けさと水音が、都市生活では得られない感覚をリセットしてくれる。
研修プログラムとして設けられた「芦生の森とジビエを学ぶ」は、国定公園指定区域内の原生的な森を舞台に、野生動物と人との共存、そして地域の食文化としてのジビエ利用を考える内容だ。知的関心を持つ大人のグループや企業研修にも対応している。
農と食を体で覚える体験プログラム
「農業女子に学ぶ!美山農業体験」は、1棟貸しの滞在形式で地元の農業に携わる女性から直接手ほどきを受けるプログラムだ。畑での作業から収穫・調理まで、農の一連の流れを体感できる。
親子向けの「畑から食卓までを学ぶ!美味しく食べるを体験する1泊2日」では、子どもだけでなく食に関心の高い大人も対象に、農作業から食卓に至るまでの食農教育を1泊2日で体験できる(参加費無料)。
一日の始まりを焚き火とともに
「自給自足の営みめぐりと焚き火コーヒー」は、里山の朝の空気の中で焚き火を起こし、コーヒーを淹れることからスタートする暮らし体験だ。自分の手で火を熾し、山の水で湯を沸かすという行為は、日常の消費とは異なる時間感覚と達成感をもたらす。「気持ちいい1日のスタート」という言葉どおり、里山暮らしの哲学を身体で理解する入口となっている。
持続可能な地域づくりを学ぶ場として
少子高齢化と人口流出という課題を抱えながらも、美山町は地域住民が主体となる観光モデルで独自の道を切り開いてきた。「持続可能な観光とまちづくりを学ぶ」研修プログラムは、その取り組みを俯瞰的に理解したい行政関係者やNPO、企業のCSR担当者にも向けた内容だ。旅人が住人と交わることで生まれる関係人口の創出という視点は、地域活性化を考えるうえでのリアルな事例として機能している。
アクセス
京都美山町
料金目安
洞の滝トレッキングツアー ¥3,800、自給自足の営みめぐりと焚き火コーヒー ¥20,980、農業女子に学ぶ美山農業体験 ¥6,600、一部プログラムは無料
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
店舗詳細
- 価格帯
- $$
- 対応言語
- 日本語 / 英語
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
京都府京都市右京区
嵐山・竹林の小径
天を覆う青竹のトンネルが幻想的な嵐山の竹林の小径
京都府京都市東山区
東山散策(二年坂・三年坂)
石畳の坂道に京都らしい町並みが続く東山の風情ある散策路
京都府宮津市
天橋立のビューランド
日本三景・天橋立を股のぞきで楽しむ。ビューランドからの眺めは龍が天に昇る姿






