
久慈琥珀博物館
GALLERY
久慈琥珀博物館は、岩手県久慈市郊外の豊かな森に抱かれた、日本で唯一の琥珀専門博物館です。ここで採れる琥珀は中生代白亜紀後期、約9,000万年前という恐竜時代に属し、宝飾品に加工されている琥珀としては世界で最も古い年代に分類されます。「見る・触れる・体感する」をコンセプトに、太古の地球と現代をつなぐ不思議な石の全貌を体験できます。
古代からつながるアンバーロードの起点
久慈地方と琥珀の縁は、はるか古墳時代にさかのぼります。古墳出土品の科学分析によって、久慈産の琥珀が大和朝廷のもとへ運ばれた「アンバールート」の存在が解明されています。また近年、久慈産琥珀の中から昆虫や羽毛の化石が相次いで発見され、古生物学・昆虫学・化石DNAの研究者から国内外の注目を集めています。なかでも1997年に当館が発表した「鳥類羽毛の後羽(こうう)」化石は、世界初かつ世界最古の発見としてニュースになりました。
新館:五感で琥珀を体感するインタラクティブ空間
新館「体験型琥珀博物館」は、古代ギリシャ神話で「太陽の石」と呼ばれた琥珀をテーマにした体験カプセル「太陽の石」から始まります。神話「2つの太陽」のストーリーに合わせた光と音の演出で、琥珀の誕生を身体で感じるユニークな入口です。
続く「ディスカバリーパーク 太古の森」では、約9,000万年前の白亜紀後期の久慈の姿を精巧なジオラマで再現。太古の森のイメージに包まれながら、琥珀がいかにして生まれたかを映像と展示で理解できます。
参加体験スペース「アンバーラボ」では、琥珀で静電気を起こしたり、塩水に浮かべたりといった実験を通じて、琥珀ならではの物理・化学的性質を学べます。子どもから大人まで楽しめる実験の数々は、教科書では得られないリアルな発見をもたらします。
「琥珀サナトリウム」は琥珀を敷き詰めた床の上を歩く異色の体験コーナー。「琥珀イルミネーション」では、琥珀が持つ多彩な色彩と発色の美しさを光の演出で堪能できます。さらに「琥珀ギャラリー」には、世界最大の琥珀製モザイク画をはじめとする美術工芸品が並び、年に数回開催される特別企画展の会場にもなっています。
本館:科学と歴史、2つのテーマで深掘り
本館は「太古からのメッセージ」と「人と琥珀」の2テーマで構成されています。1Fの「太古からのメッセージ」では、琥珀が針葉樹・広葉樹を含む樹脂の化石であること、その色彩が赤・青・緑なども含む世界的に約250色以上に分類されることなど、科学的な側面を掘り下げます。バルト海沿岸産の大型昆虫を閉じ込めた希少標本や、久慈産の昆虫・羽毛化石など、実物資料が学術的な興奮を引き立てます。
博物館の外にも広がる琥珀の世界
見学コースは博物館にとどまりません。職人の手仕事を間近で見られる工房「ワークスタジオ」、かつて実際に掘られた見学用坑道跡、そして琥珀製品を購入できるショップが続きます。さらにリトアニア館やレストラン・喫茶も併設されており、春の新緑から秋の紅葉まで四季の表情を見せる「園山」を散策しながら、半日以上をゆっくりと過ごせます。団体・学校行事での来館は予約が推奨されており、バス停からの無料送迎サービス(前日15時までの予約制)も利用可能です。
アクセス
久慈市小久慈町19-156-133
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)、定休日:12月~2月毎週火曜日、年末年始(12月31日~1月1日)、2月末日
料金目安
大人500円(団体400円)、小・中学生200円(団体150円)
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
店舗詳細
- 価格帯
- $
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
岩手県平泉町
中尊寺 金色堂
世界遺産・平泉を代表する国宝建築。内外を金箔で覆われた金色堂は平安時代の栄華を今に伝える。

岩手県陸前高田市
陸前高田奇跡の一本松
東日本大震災の記憶を伝える復興のシンボル・奇跡の一本松を訪ねる旅
岩手県一関市
猊鼻渓舟下り
高さ100mの断崖に挟まれた猊鼻渓を屋形船で下る日本百景の舟旅
岩手県下閉伊郡岩泉町
龍泉洞・地底湖の神秘
日本三大鍾乳洞・龍泉洞の世界有数の透明度を誇る地底湖
NEARBY
周辺のスポット(3件)









