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吉祥寺(青龍山吉祥寺)

吉祥寺(青龍山吉祥寺)

※写真はイメージです。

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群馬県利根郡川場村の山あいに、南北朝時代の1339年(暦応二年)に創建された青龍山吉祥寺は静かにたたずんでいる。鎌倉建長寺を本山とする臨済宗の禅寺であり、700年近くにわたって利根川源流の地を守り続けてきた古刹だ。

「建長寺北の門」が秘める歴史

吉祥寺は建長寺派四百有余の寺院のなかで最も北に位置する寺院として、「建長寺北の門」と称される。鎌倉から遠く離れた関東平野の北端で、建長寺の門を守る役割を担ってきた存在だ。本尊は釈迦如来。境内が広がる山々は日本武尊が遊んだと伝えられる地でもあり、歴史の重層さを肌で感じられる霊地として、今も参拝者を迎え続けている。

花寺として名高い四季の彩り

吉祥寺が「花寺」と呼ばれるゆえんは、季節ごとに異なる花々が境内を包み込むその姿にある。春には立金花・水芭蕉・水仙・牡丹・躑躅が次々と花開き、夏になると紫陽花・山百合・蓮が鮮やかな色を加える。秋は秋海棠・萩・彼岸花が咲き、やがて紅葉が境内全体を染め上げる。冬は雪景色と雪吊りが幽玄な世界をつくり出す。一年を通じてどの季節に訪れても、自然が演出するまったく異なる表情に出会えるのがこの寺の大きな魅力だ。

この体験の豊かさは外部からも高く評価されており、じゃらん遊び・体験ランキング2024年の関東伝統文化・日本文化部門で1位を獲得している。

本堂で味わうお抹茶体験

参拝のあとには、本堂内でのお抹茶体験も楽しめる。庭や滝を眺めながら落ち着いた空間でお抹茶をいただくもので、すべてテーブル席(椅子)での提供となるため体への負担が少なく、幅広い年代が気軽に取り組める。受付は午後4時30分まで。禅寺ならではの静謐な雰囲気のなかで、一服のお抹茶が心を整える時間を演出してくれる。

朱印と年中行事

参拝の証として朱印が授与されており、古来からの習わしを今も丁寧に継承している。また、春駒祭り・花祭りといった季節の年中行事や、大晦日の除夜の鐘など、節目ごとに行事が催される。1339年の創建以来、地域の人々の精神的な支柱として機能してきたこの禅寺は、参拝・お抹茶・朱印・花と、訪れ方の選択肢が豊富な点でも川場村を代表するスポットとなっている。

アクセス

JR上越線沼田駅下車、川場巡回バスで吉祥寺入口下車、徒歩3分。車の場合は関越高速道路沼田ICから国道120号を経由し、道の駅田園プラザ横経由で約20m。駐車場は普通車30台、大型バス10台収容。

営業時間

拝観時間は公式サイト参照。お抹茶セット受付は午後4時30分まで。除夜の鐘は大晦日午後11時30分~元旦午前2時。

料金目安

お抹茶セット800円(令和7年11月1日より)。拝観料は公式サイト参照。

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価格帯
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