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シスターフッド書店 Kanin

シスターフッド書店 Kanin

※写真はイメージです。

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京都市左京区北白川に構えるシスターフッド書店Kaninは、小学校時代からの友人である店主2人が「卯年・卯月・卯の日」にあたる2023年4月15日にオンラインショップを立ち上げ、同年8月5日に実店舗をオープンした書店です。店名の「Kanin」はデンマーク語で「うさぎ」を意味し、卯年生まれの2人らしいユーモアが込められています。自ら「すこし偏った書店」と称するとおり、フェミニズム・ジェンダー・女性の人生経験をめぐる書籍とZINEに特化した、全国でも珍しい独自路線の書店です。

店主2人が作り続けるオリジナルZINE

Kaninの核心ともいえるのが、店主2人自身が編集・発行するオリジナルZINEです。各1,100円で販売されており、いずれも「社会的に語られにくいテーマ」を正面から取り上げているのが特徴です。

初のZINE『離婚って、ふしあわせ?』はA5版64ページ。離婚当事者や親の離婚を経験した子ども、未婚の人など多様な立場の13人が「離婚」について綴ったエッセイアンソロジーです。

2冊目の『私たち、氷河期世代』はA5版104ページという大ボリュームで、「氷河期世代」に属する22人が自らの人生の軌跡を語る一冊。文学フリマ京都での発売にあわせて刊行されました。

4冊目の『女ひとりで、生きる』は、非正規雇用の多さや賃金格差、「結婚しないのか」「老後はどうするんだ」といった社会的プレッシャーが残る中で、それでもひとりで生きることを選んだ理由や、モヤモヤ・怒り・不安・喜び・希望を描いたエッセイ集です。

そして、総勢17人による更年期体験記をまとめた『更年期って、つらい?』は、多くの人が経験しながらも「声高に語られない」更年期をテーマに、中高年女性たちの存在を可視化することを意図して作られました。店主2人の対談も収録されています。

さらに、『シスターフッド書店Kaninができるまで』ではB6版68ページで、2人が小学校で出会ってから書店を開くに至った経緯そのものを語っており、書店とZINEが地続きになった誠実さが伝わってくる一冊です。

仕入れ書籍のラインナップ

オリジナルZINEに加え、古本・新本を幅広く取り扱っています。ブレイディみかこ著『それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗』やルトガー・ブレグマン著『倫理的野心を持て』など、社会評論・フェミニズム・ジェンダーにまたがる国内外の著作が並びます。更年期・離婚・トランスジェンダー・産後うつ・氷河期世代など、他の書店では一か所にまとまっていないテーマの本が、ここでは文脈を持ってそろっているのが最大の特徴です。

選書サービスとブックカフェ

店内では選書サービスも提供しており、どんな本を読んだらよいかわからない人でも、スタッフと対話しながら自分に合った一冊を見つけられる場所になっています。また、「本とお酒を楽しめる女子のためのブックカフェ」という位置づけで、読書と飲食を組み合わせてゆっくり過ごせるのもKaninならではのスタイルです。

アクセス

京都市左京区北白川堂ノ前町1 デュ北白川105

営業時間

月・木・金 12:00~17:00、水 12:00~16:30、土・日 12:00~18:00(火曜定休)

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