
いいでカヌークラブ
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飯豊連峰の麓に広がる白川湖を舞台に、いいでカヌークラブは季節ごとの山形の自然を水上から届けるアウトドアアクティビティ拠点だ。カヌー・カヤック・SUPという三つの乗り物を用意し、初心者からファミリーまで丁寧な指導のもとで安心して大自然と向き合える体験が整っている。
奇跡の絶景「水没林」― 春だけの幻想世界
毎年3月下旬から5月下旬、白川湖は雪解け水で水位が上昇し、木々が幹まで水に浸かる「水没林」が出現する。水面に立ち並ぶ木々の間をカヌーで漕ぎ進む光景は、ほかの季節・ほかの場所では決して見られない期間限定の絶景だ。芽吹き始めた柳の緑と、まだ残雪を帯びた飯豊山の白—この二つが湖面に映る瞬間は、自然と人間の営みが交差して生まれた唯一無二のコントラストといえる。青空と白い雲、鳥のさえずりに包まれながら、パドルを握り湖上へ漕ぎ出す体験は、アウトドア経験ゼロの人でも漕ぎ方の基本から指導を受けることができる。
秋には別の顔へ― 紅葉と峡谷のカヌーツアー
春の水没林が終わると、次は秋の白川湖が舞台となる。1100万年前の地層や幻の滝に出会える大自然のフィールドを、湖上からファミリーで探索できる紅葉カヌーツアーが開催される。また、近隣の「赤芝峡」を舞台にしたカヌーツアーも季節の目玉のひとつ。ヤマモミジ・カエデ・ブナが真っ赤に染まる紅葉の名所であり、日本の赤壁とも呼ばれる花崗岩の峡谷を、川辺からカヌーでしか辿り着けないアングルで堪能できる。岩肌と紅葉と青空のコントラストの中、静かにパドルを動かしながら峡谷美と向き合う時間は、陸上の観光では得られない体験だ。
全国・世界からも注目を集める評価
白川湖の水没林を舞台にしたカヌーツアーと、地域が一体となった取り組みが評価され、「スポーツ文化ツーリズムアワード2024」を受賞。2025年2月には飯豊町長が観光庁長官より表彰を受けた。さらに同年4月からは、JR東日本が展開する東北プロモーション「TOHOKU Relax」のポスターに白川湖の水没林が採用され、JR東日本管内の主な駅で掲出されている。撮影にはいいでカヌークラブが全面協力しており、その映像美が広く知られるきっかけとなった。
YAMAGATA EXPERIENCEとして描く山形の未来
かつて元駐日米国大使エドウィン・O・ライシャワー博士は山形をこう表現した。「将来において自然と人間が健全なバランスをとっている地域。山形は将来の日本のあるべき姿だ」。いいでカヌークラブはこの言葉を指針に、「YAMAGATA EXPERIENCE」というブランドのもと、アウトドアアクティビティを通じた地域の魅力発信を続けている。関連して、置賜盆地を一望する南陽市十分一山での雲海気球フライト体験(日曜朝開催)なども展開しており、飯豊・置賜エリアの滞在体験を総合的に深める拠点として機能している。
アクセス
カヌー乗り場は白川湖岸公園内(白川荘建物の裏手)。車で赤湯駅から国道113号経由で約50分、米沢駅から県道4号・玉庭経由で約55分。連休や週末は道路・駐車場ともに混雑が予想されるため、30分〜1時間前の到着が推奨されている。なお、喜多方市方面からの県道378号・小国町方面からの県道8号は冬季閉鎖となるため、アクセスルートは事前に確認しておきたい。
アクセス
赤湯駅から車で50分(国道113号経由) 米沢駅から車で55分(県道4号、玉庭経由)
営業時間
9:00~17:00
料金目安
4,000円~7,000円
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