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堀越神社
※写真はイメージです。

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推古天皇の御代に聖徳太子が創建した堀越神社は、大阪・天王寺の茶臼山に静かに鎮座する古社です。「一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」として全国はもとより海外からも参拝者が訪れ、大阪の人々に長く愛されてきた信仰の場所です。

聖徳太子が刻んだ創建の歴史と社名の由来

堀越神社は、推古天皇の御代に摂政・聖徳太子が、ご自身の叔父にあたる第32代崇峻天皇の徳を偲んで創建されました。四天王寺の建立と同時期に、風光明媚な茶臼山の地に社が設けられ、四天王寺七宮のひとつとして位置づけられています。御祭神である崇峻天皇への追慕が、この神社の根底にある精神です。

「堀越」という社名には、明治中期まで境内の南沿いに美しい堀が流れており、その堀を越えて参詣する習わしがあったという由来があります。社名ひとつに、往時の境内の風景と人々の参詣の様子が宿っています。また、茶臼山の地は慶長・元和の大阪冬の陣・夏の陣の古戦場としても知られており、歴史の重みが境内全体に漂っています。

「ひと夢祈願」——一生に一度の願いを

古くから大阪では「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」という言い伝えが受け継がれています。この言い伝えに基づく「ひと夢祈願」の御祈祷は、人生の大切な局面で真剣な願いを持つ参拝者を全国・海外から引き寄せています。日常の小さなお願いではなく、人生で「これだけは」と思う願いを胸に参拝する——そうした真剣さを受け止めてきた神社としての格別な雰囲気があります。

かえる石と蛙祭

境内には「かえる石」と呼ばれる信仰の対象があり、「失くしていた物や、戻って来て欲しい人が自分の元へ返る(帰る)」という言い伝えがあります。念じながら触れることで、縁が元に戻ることへの祈りを込める参拝者が絶えません。

5月には「蛙祭」が開催され、期間中は「かえる石御朱印」が限定授与されます。この御朱印は通常と異なる書き置き形式で提供され、蛙祭の時期ならではの特別な授与品として参拝者に喜ばれています。

厄除けの伝承——男の四十二歳

堀越神社には、男の四十二歳の厄年に東向きの神社へお参りすると厄除けになるという古い信仰が伝わっています。東を向いて鎮座するという神社の方位に結びついたこの習慣は、現在も毎年多くの方が厄年祈祷に訪れる形で息づいています。節目の年齢を迎えた方にとって、ここへの参拝は特別な意味を持ちます。

夏祭りと境内の年中行事

毎年7月に執り行われる夏祭りは、地域の夏を彩る恒例行事です。境内には縁日屋台が出店し、奉納演芸など賑やかな催しが繰り広げられます。家族連れからご年配の方まで幅広く楽しめるお祭りとして、地域コミュニティに根ざした神社の顔がここに表れています。そのほか結婚式・お宮参り・七五三といった人生の節目に寄り添う祭事も整っており、一生のさまざまな場面で縁のある神社として親しまれています。

お守りと参拝のてびき

境内では多彩なお守りが授与されており、遠方の方には郵送にも対応しています。天王寺駅・近鉄あべの駅から北へ徒歩10〜15分、地下街「あべちか」を利用する場合は6番または7番出口が参拝の起点として便利です。

アクセス

天王寺駅・近鉄あべの駅より北へ徒歩約10~15分。大阪駅からはJR環状線(内回り・約20分)またはJR関空・紀州路快速(約20分)で天王寺駅へ。梅田からは大阪市営地下鉄御堂筋線(約16分)で天王寺駅へ。地下街「あべちか」出口6番・7番利用が便利。

営業時間

24時間営業

料金目安

かえる石御朱印 500円(期間限定・5月13~24日)

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