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畑のコウボパン・タロー屋

畑のコウボパン・タロー屋

※写真はイメージです。

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埼玉県さいたま市浦和区にある「畑のコウボパン・タロー屋」は、季節の酵母にこだわる小規模工房ベーカリー。毎週木曜日と土曜日だけ開く工房直販の窓口から、その日焼き上げた自然発酵種のパンが並ぶ。製パンへの確固たる哲学が息づく一軒だ。

季節の酵母が生み出す、変わりゆく風味

タロー屋の最大の特徴は、パンごとに異なる「季節の酵母」を使い分けるアプローチにある。酵母そのものを季節の素材から起こすことで、香りや風味が季節を映す仕上がりになる。夏には杏酵母を使ったカンパーニュや、ラベンダー酵母のクッペが窓口に並ぶなど、同じパンでも仕込む酵母によって味わいが変化していく点が他のベーカリーにはない魅力だ。

少量多品種、その日だけのラインナップ

工房の製造スタイルは少量多品種。並ぶ品目は訪れるタイミングによって異なり、カンパーニュやクッペといったフランスパン系からイングリッシュマフィンなど洋風の焼き菓子まで幅広い。「今日は何が出ているか」という期待感も、タロー屋に通う楽しみのひとつとなっている。

地域の食卓を広く支える卸販売

工房では個人客への直販にとどまらず、地域の飲食店などへの卸販売も手がけている。小さな工房ながら地域の食の場面を広く支えるその姿勢が、口コミで広がる信頼の源になっている。

著書「タロー屋の本」で哲学をたどる

店頭では著書「タロー屋の本」も取り扱っている。製パンへの哲学や季節酵母についての考え方がまとめられており、パンの背景にある思想まで掘り下げたいという方には格好の一冊だ。

訪問前に知っておきたいこと

営業は毎週木曜日と土曜日のみの週2日。工房に隣接した窓口での直販形式のため、人気の品は早い時間に売り切れることがある。公式サイトでは当日のおしながきを事前に確認できるので、目当てのパンがある場合はチェックしてから向かうのが確実だ。駐車場は店舗東側の庭スペースが利用できる。

アクセス

さいたま市浦和区大東2-15-1

営業時間

木曜日・土曜日 10:00〜16:00(7月営業実績。年間スケジュールは要確認)

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