
浜松市立賀茂真淵記念館
GALLERY
浜松市立賀茂真淵記念館は、江戸時代に浜松が生んだ国学者・賀茂真淵(かものまぶち)の生涯と業績を伝える学習施設です。古典文学、とりわけ万葉集の研究者として知られる真淵の郷里に建つこの記念館は、展示・講座・図書閲覧・出版など多彩な活動を通じて、古典と地域史を学ぶ知的交流の場として幅広い世代に開かれています。
賀茂真淵とはどんな人物か
賀茂真淵は、遠江国(現・静岡県浜松市)に生まれた江戸時代の国学者です。古典籍の研究に力を注ぎ、特に万葉集の研究で広く知られています。記念館ではこの真淵を核に据えつつ、翁の師や門流、そして遠江の国学者たちに関する資料も体系的に収集・展示しており、一人の人物にとどまらない国学の流れを俯瞰できる構成になっています。
展示の見どころ
館内には真淵の著作・遺品のほか、万葉集に関する資料や江戸時代の版本など、貴重なコレクションが揃います。平常展と特別展を定期的に入れ替えながら開催しており、富士山展のようにテーマを絞った企画展示も行われます。古典文学や国学の研究者はもちろん、郷土史に興味を持つ一般の訪問者にとっても見ごたえのある内容です。
多彩な講座・セミナープログラム
この記念館を特徴づけるのが、年間を通じた充実した教育プログラムです。「記念館カレッジ講座」「賀茂真淵セミナー」「夏期講座」「冬期講座」「歴史文化講座」「記念館アカデミー」など、テーマも形式もさまざまな講座が開催されています。大人向けの専門的な内容から、小中学生を対象とした夏休みプログラムまで幅広く対応しており、令和8年度の各講座は申込締切後でも空きがあれば受け付けているため、気になった際には問い合わせてみる価値があります。
図書閲覧と出版活動
館内には図書閲覧コーナーが設けられており、古典籍や関連資料を直接手に取って読める環境が整っています。また記念館は独自の出版活動も続けており、「賀茂真淵著『万葉集遠江歌考』を読む」(2021年刊)、「賀茂真淵の長歌鑑賞」(2019年刊)などの書籍を世に送り出しています。運営母体である一般社団法人浜松史蹟調査顕彰会の会誌「遠江」も定期刊行されており、地域の歴史文化研究の発信拠点としての役割を担っています。同会は2023年に「ふじのくに文化財保護・活用推進団体」にも認定されています。
アニメで知る賀茂真淵の一生
2025年には、真淵の生涯をテーマにしたアニメ「浜松の偉人 賀茂真淵翁物語」が完成し、どなたでも視聴できるコンテンツとして公開されました。来館前の予習としても、訪問後の理解を深める手段としても活用できます。記念館はクールシェアスポット・ウォームシェアスポットとしても登録されており、季節を問わず気軽に立ち寄れる場所として地域に根付いています。
アクセス
浜松市中央区東伊場1-22-2
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店舗詳細
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- 日本語
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