
はかた伝統工芸館
GALLERY
福岡・博多が育んできた伝統工芸を一堂に集めた文化発信施設が、はかた伝統工芸館だ。博多織や博多人形をはじめとする9種類の伝統工芸品を展示し、「伝統の新しいがここにある」というコンセプトのもと、工芸の歴史と現代的な表現の両面から博多文化の奥行きを伝えている。なお現在は百道浜の福岡市博物館2階へ一時移転中となっている。
9つの伝統工芸品が語る、博多の物語
館内では博多織・博多人形・博多曲物・博多独楽・博多鋏・博多張子・博多おきあげ・マルティグラス・今宿人形の9種類が展示されている。それぞれの工芸品はただ飾られるだけでなく、各工芸の歴史と特徴とともに紹介されており、職人の技術と創意工夫を深く理解できる構成になっている。
古典的な名品から若手作家による現代的な表現まで幅広く取り上げることで、伝統の継承と進化という両方の側面が浮かび上がる。「昔のもの」という固定観念を超え、今もなお動き続ける工芸文化として体感できる点がこの館の際立った特色だ。
職人の手仕事を自分の手で
見るだけでなく実際に手を動かせる体験教室も充実している。季節ごとにテーマが変わり、秋の回では博多張子の「月うさぎ絵付け体験」、博多人形師・小嶋慎二氏を招いた博多人形「猫」の絵付け体験、「手織りの博多織でつくる小さながま口」や「手織りの博多織でつくるがま口の印鑑ケース」といった個性豊かなワークショップが企画されている。
夏には「夏休み親子de博多の伝統工芸体験教室(博多張子編)」として親子向けの回も設けられており、子どもと一緒に手仕事の奥深さに触れる場としても活用されている。
職人と出会うイベント、広がる交流
年間を通じて多彩なイベントが組まれている。毎秋の「はかた伝統工芸館感謝祭」では館内工芸品の販売が行われ、「博多伝統職の会展」では現役職人による作品展が開かれる。博多伝統手職人連盟が主催する「はかた名匠展」は第15回を数える歴史ある催しで、福岡アジア美術館の交流ギャラリーを会場とした関連イベントとして開催されている。
くまもと工芸会館との交流事業「筑前博多の伝統工芸品展」のように九州他地域との連携も進んでおり、博多の工芸を広域的な視点で位置づける試みが続く。博多駅構内マイング広場での販売会など、館外での発信活動も定期的に展開されている。
アクセス
地下鉄七隈線『博多南駅』3番出口から徒歩約8分(福岡市博物館2階に位置)
営業時間
10:00~18:00(入館受付は17:30まで)、毎週水曜日休館(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日休館
料金目安
入館料無料
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語 / 韓国語
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