
下呂温泉 こころをなでる静寂 みやこ
GALLERY
下呂温泉の温泉街から少し足を伸ばした高台に、わずか16室のひっそりとした宿がある。「こころをなでる静寂 みやこ」は、日本三大名泉のひとつに数えられる下呂温泉の豊かな湯と、岐阜の山里に息づく自然を静かに享受する、大人のための隠れ家旅館だ。
緑と静寂に包まれた、隠れ家の宿
下呂温泉合掌村のすぐ下に位置するみやこは、温泉街の喧噪からほどよく距離を置きながら、観光スポットへの徒歩圏内という絶妙な立地にある。宿の周囲には木々が茂り、四季それぞれの表情を見せる緑が窓の外を彩る。「自然との調和、あるいは生命力」というコンセプトのもと、山里の自然に抱かれながら心身をほぐす時間を提供している。
全16室という小規模な構えだからこそ、宿全体に行き届いたおもてなしの空気が漂う。にぎやかなリゾートホテルとは一線を画し、静かにゆっくりと過ごしたい旅人が選び続けているのが、みやこが「おこもり宿」として親しまれる理由だ。下呂の中でもとりわけ閑静な地に佇むこの宿では、到着した瞬間から、するりと日常の緊張がほどけていくような感覚を覚えるだろう。
和の情緒あふれる三つの客室カテゴリ
みやこの客室は「離れ」「スイートルーム(プレミアムルーム)」「スタンダード和室」の3カテゴリに分かれており、旅の目的や同行者によって選べるバリエーションが揃っている。
離れ(全室露天風呂付き)は「葉隠(HAGAKURE)」「雨音(AMAOTO)」「蜜虫(MITSUMUSHI)」「花筐(HANAGATAMI)」の4室。独立した建物で他の宿泊客と空間を共有しないため、プライバシーを大切にするカップルや夫婦旅行に特に人気が高い。それぞれの名前には日本の古語や情景が宿っており、部屋に一歩踏み込んだだけで非日常の世界へいざなわれる。
新スイートルーム「NEW PREMIUM ROOM」(全室露天風呂付き)は「玉響(TAMAYURA)」「紬凪(TSUMUGI)」「糸遊(ITOYU)」「華雲(HANAGUMO)」の4室。繊細な和の美意識を随所に凝らした空間で、特別な記念日や大切な人との旅に選ばれることが多い。
プレミアムルーム(全室露天風呂付き)は「夢花壇(YUMEKADAN)」「風手鞠(KAZETEMARI)」「月雫(TSUKISHIZUKU)」「白扇(HAKUSEN)」「鳥桟敷(TORISAJIKI)」の5室。どの部屋も露天風呂を備えており、自室のプライベートな湯船でのんびりと湯浴みができる。
スタンダード和室は、落ち着いた和の設えで気軽にくつろげるベーシックな客室。温泉旅行の定番スタイルを純粋に楽しみたい方に向いている。
下呂の名湯——備長炭の露天風呂で味わう極上の湯浴み
下呂温泉は草津・有馬と並ぶ日本三大名泉のひとつとして名高い。無色透明でとろりとした肌触りが特徴の単純アルカリ泉は「美人の湯」とも呼ばれ、肌をなめらかに整える効能で古くから旅人に親しまれてきた。
みやこの大浴場には、備長炭を敷き詰めた庭園露天風呂が併設されており、開放感たっぷりの空の下で下呂の名湯に浸かることができる。爽やかな緑を望みながら湯に身を委ねる時間は、日常の疲れを根こそぎ洗い流してくれるようだ。
また、スイートルームや離れに宿泊すれば、部屋付きの露天風呂を独占して楽しめる。気兼ねなく好きな時間に入浴でき、鳥のさえずりや風の音に耳を傾けながらゆったりと旅の疲れを癒せるのは、小規模旅館ならではの贅沢だ。
食事——飛騨の恵みを活かした季節の懐石料理
みやこの食事は、飛騨の食材を活かした郷土色豊かな懐石料理が中心。四季の移ろいに合わせた「みやこの季節会席 匠(TAKUMI)」は、旬の食材をひと皿ひと皿に丁寧に表現した献立で、食べる芸術ともいうべき仕上がりとなっている。飛騨ならではの山里の食文化が、美しい器と盛り付けを通じて目にも鮮やかに語りかけてくる。
特別な夕食を望むなら「特選シャトーブリアン 特(TOKU)」プランも選択肢のひとつだ。飛騨牛のなかでも最高部位とされるシャトーブリアンを贅沢に味わうことができ、霜降りのきめ細やかな甘さは、下呂の湯上がりにひとしお身に染みる。
美しい空間のなかで丁寧に供される食事は、温泉とならぶ宿泊の大きな楽しみのひとつ。旬の素材を選び抜き、手を加え、皿の上に物語を紡ぐ料理人の仕事が、みやこの食の時間を特別なものにしている。
周辺観光——合掌村から飛騨高山・白川郷まで
宿のすぐそばには「下呂温泉合掌村」があり、徒歩約6分でアクセスできる。岐阜県内各地から移築された合掌造りの民家が立ち並ぶ野外博物館で、昔ながらの農村文化と暮らしぶりを体感できる。下呂温泉街まで徒歩約10分、温泉寺まで車で約5分と、宿を起点にした散策も気軽に楽しめる。
日帰り観光にも恵まれた環境で、飛騨の小京都と称される飛騨高山まで車で約1時間、世界遺産に登録されている白川郷の合掌造り集落まで車で約1時間45分。また、透き通った水底にスイレンが揺れることで「モネの池」として知られる板取の名もなき池まで車で約1時間20分と、豊かな観光資源が周辺に広がっている。夫婦でのんびり下呂温泉街を歩いたり、グループで飛騨高山の古い町並みを散策したりと、滞在のスタイルは自由に組み立てられる。
アクセスと利用シーン
みやこへのアクセスは、名古屋からの車で約1時間53分、大阪からは車で約3時間32分、東京からは車で約4時間17分が目安。JR高山本線「下呂駅」からも近く、電車でのアクセスも現実的だ。
宿では夫婦旅行・カップル旅行・グループ旅行それぞれを想定したプランが設けられており、記念日や誕生日、節目の旅など特別なシーンにも対応している。日常の喧噪を離れ、下呂の名湯と山里の自然のなかでただ静かに過ごしたい——そう望むすべての旅人を、みやこは穏やかに迎え入れてくれる。
アクセス
JR高山本線下呂駅から徒歩約20分
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
NEARBY
周辺のスポット(8件)


















