
不来方じゃじゃめん
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盛岡三大麺のひとつに数えられるじゃじゃ麺を専門に提供する「不来方(こずかた)じゃじゃめん」。盛岡市の中心街・大通りのビル地下に構えるこの専門店は、地元の人々にも観光客にも広く愛される一軒として、じゃじゃ麺文化を守り続けている。
じゃじゃ麺とは――盛岡が誇るご当地麺の魅力
盛岡といえば、わんこそば・冷麺・じゃじゃ麺の「盛岡三大麺」が有名だ。なかでもじゃじゃ麺は、もっとも「盛岡らしい」食文化のひとつとして地元の人々の日常に深く根づいている。
じゃじゃ麺の基本は、平打ちのうどんに近いモチモチとした麺の上に、特製の肉味噌をたっぷりとのせたもの。テーブルには生姜・ニンニク・酢・ラー油などの薬味が並び、自分の好みに合わせて加えながら、麺と肉味噌をよく混ぜ合わせて食べるスタイルが特徴だ。スープのない「まぜ麺」に近い感覚で、初めて食べる人でも箸が止まらなくなるおいしさを持つ。
じゃじゃ麺の醍醐味はそれだけではない。麺を食べ終えたあとの器に残った肉味噌に、生卵を溶き入れてお湯を注いでもらう「チータンタン(鶏蛋湯)」と呼ばれる卵スープが楽しめるのも、じゃじゃ麺ならではの文化。最後の一滴まで余すことなく味わうこの流れは、盛岡のじゃじゃ麺を語るうえで欠かせない体験だ。
店の看板メニュー――自家製チャーシューが主役
不来方じゃじゃめんが公式イチオシとして紹介しているのが、「中辛チャーシューじゃじゃめん」だ。丁寧に仕込まれた自家製のとろけるチャーシューが麺の上に添えられ、特製の肉味噌との組み合わせが絶妙な一品となっている。
チャーシューは単なるトッピングではなく、スペシャリティとして料理に存在感を与えるアクセントだ。しっかりと味のしみ込んだ肉の旨みが、じゃじゃ麺本来の肉味噌と一緒になることで、より深みのある味わいを生み出している。辛さは「中辛」となっており、辛いものが苦手な人でも食べやすい設定だが、辛さの調整を楽しむのもこの店の食べ方のひとつだ。
じゃじゃ麺は辛さや量のバリエーションが用意されていることが多く、食べ慣れていない方はまず基本のじゃじゃめんから試してみるのもよいだろう。麺の量は食欲や体調に合わせて選べるため、少食の方も、がっつり食べたい方も訪れやすい。
店内の雰囲気――大通りのビル地下に広がる空間
不来方じゃじゃめんは、盛岡市大通3丁目1−23のクリエイトビル地下1階に位置している。大通り沿いという立地の良さながら、階段を下りた先に店が広がる「地下食堂」の雰囲気は、どこか落ち着いた空気をまとっている。
大通り沿いには盛岡を代表するショッピング施設や飲食店が並んでおり、観光や買い物の合間に立ち寄りやすい立地だ。地下に降りると、じゃじゃ麺専門店として研ぎ澄まされた空間が広がり、日常使いから特別な食事まで対応できる雰囲気を持つ。地元の常連客と観光客が自然に混在するこの空気感こそ、長く愛されてきた証といえるだろう。
カウンター席やテーブル席が設けられており、ひとり旅での立ち寄りから家族連れでの食事まで幅広いシーンで利用できる。地下ということもあって外の喧噪が届きにくく、落ち着いてじゃじゃ麺と向き合える点も好評だ。
こんなときに訪れたい――利用シーン別おすすめ
盛岡観光の「食」の締めくくりに わんこそばや冷麺とともに、盛岡三大麺制覇を目指す旅行者にとって外せない一軒。じゃじゃ麺は他の二麺と比べて知名度がやや低いため、「隠れた名物を食べた」という達成感も格別だ。
ランチやディナーの一食として じゃじゃ麺はそれほどボリュームを重くしすぎず、チータンタンまで含めてもすっきりと食べ終わられる。観光の合間や買い物帰りに、時間をかけずにしっかり食事を済ませたいときにも最適だ。
地元グルメを深く知りたいときに じゃじゃ麺は盛岡生まれの食文化であり、その歴史と食べ方を体験することは、盛岡という街を深く知ることにつながる。専門店でこそ味わえる本場の一杯を求めて、地元の常連に交じって食べてみてほしい。
アクセスと周辺の観光スポット
アクセス 住所は岩手県盛岡市大通3丁目1−23 クリエイトビル B1F。JR盛岡駅からは徒歩約15分ほど、または盛岡市内循環バスを利用すれば大通り方面へアクセスしやすい。市内中心部の大通りに面したビルのため、観光マップを手に歩いていても見つけやすい立地だ。
お問い合わせは電話(019-651-7575)または公式サイト(http://kozukatajaja.jp/)で確認できる。訪問前に営業時間や定休日を公式サイトで確認することをおすすめする。
周辺の観光スポット 大通り周辺は盛岡の中心市街地であり、徒歩圏内にさまざまな観光スポットが点在している。盛岡城跡公園(岩手公園)は江戸時代に南部氏が築いた城の跡地で、石垣と公園が整備された市民の憩いの場。桜や紅葉の時期には多くの人が訪れる名所だ。また、宮沢賢治や石川啄木ゆかりの地としても盛岡は知られており、文学的な街歩きも楽しめる。大通り商店街には老舗の和菓子店や盛岡土産を扱う専門店も多く、食後の散策にも事欠かない。
じゃじゃ麺で盛岡の食文化に触れたあとは、街そのものの歴史と風情もあわせて味わってほしい。不来方じゃじゃめんは、そんな盛岡体験の入り口にふさわしい一軒だ。
アクセス
盛岡駅から徒歩圏内
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