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東京大学医学部附属病院

東京大学医学部附属病院

※写真はイメージです。

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医療・健康病院・クリニック東京都台東区

東京大学医学部附属病院(通称・東大病院)は、日本の医療・研究・教育の頂点に位置する総合病院です。最先端の診療と世界水準の医学研究が交差するこの場所は、難病や専門的な治療を必要とする患者から広く信頼を集め、全国各地から受診者が訪れます。

日本を代表する特定機能病院

東京大学医学部附属病院は1858年(安政5年)に開設された種痘所を起源とし、160年以上にわたって日本の近代医療を牽引してきた歴史ある病院です。現在は厚生労働省が認定する「特定機能病院」として、高度な医療技術と専門性を要する疾患の診療拠点となっています。

特定機能病院とは、一般病院では対応が難しい複雑・難治性の疾患を受け入れ、先進医療の提供や医師・研究者の育成を担う施設です。東大病院はその代表格として、がん・循環器疾患・神経疾患・臓器移植など、幅広い領域で国内最高水準の診療を提供しています。病床数は約1,200床を有し、年間の外来患者数は数十万人規模に上ります。高度な設備と専門医が集積するため、他院からの紹介患者も多く、いわば医療の「最後の砦」として機能している面があります。

多岐にわたる診療科と専門センター

同病院の診療体制は非常に充実しており、内科・外科・産婦人科・小児科・精神科・皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・放射線科・リハビリテーション科など、ほぼすべての診療科を網羅しています。さらに、臓器・疾患別に設けられた専門センターも大きな特徴です。

たとえば「がん・放射線療法センター」では、手術・化学療法・放射線治療を組み合わせた集学的がん治療を実施。「臓器移植部」では腎移植・肝移植・心移植など幅広い移植医療を手がけます。「周産母子センター」はハイリスク妊娠や新生児の高度医療に対応し、「感染症内科・感染制御部」は院内感染対策と感染症診療の両面で高い実績を持ちます。また希少疾患・難病を対象とした外来も設置されており、診断がつかずに困っている患者の相談窓口となっています。

医師は東京大学医学部および大学院の研究者を兼ねていることが多く、最新の医学知見を臨床に取り入れるスピードが速い点も強みのひとつです。

先進医療と臨床研究の場

東大病院は診療機関としてだけでなく、臨床試験・治験の中心地としても知られています。国内で未承認の治療法や薬剤を対象とした先進医療が実施されており、標準治療で十分な効果が得られない患者にとって、新たな選択肢を探れる場となっています。

ロボット手術(ダヴィンチなど)や低侵襲手術、陽子線・重粒子線などの高精度放射線療法といった最先端の治療技術も積極的に導入されています。また人工知能(AI)を活用した画像診断支援や電子カルテシステムの高度化など、医療DXの面でも先進的な取り組みが進んでいます。

院内に設置されたバイオバンクや倫理委員会のもと、患者の同意を得た上でのゲノム解析・バイオマーカー研究も推進されており、将来の医療につながる知見の蓄積が続けられています。

受診の流れと紹介状について

東大病院は「紹介状(診療情報提供書)」を持参しての受診が基本です。特定機能病院は地域のかかりつけ医と連携する役割を担っており、まず近くのクリニックや地域病院を受診し、必要に応じて紹介を受けるのが一般的な流れです。

紹介状なしで初診を希望する場合は、「選定療養費」として別途費用が発生します(2024年時点で7,700円以上)。緊急性の高いケースや救急搬送の場合はこの限りではありませんが、計画的な受診には事前の地域医療機関の受診が推奨されています。

初診の予約は電話(代表番号:03-3815-5411)または紹介元の医療機関を通じた地域医療連携室への問い合わせから行います。診察科によって予約方法が異なるため、ホームページ(http://www.h.u-tokyo.ac.jp/)で確認するか、代表番号に相談するとスムーズです。再診患者は院内の自動予約システムや専用電話を利用できます。

アクセス情報

東大病院は東京都文京区本郷7丁目3-1に所在します。上野エリアからも徒歩圏内ですが、最も近い鉄道駅は以下の通りです。

  • 東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅:徒歩約5〜10分
  • 東京メトロ千代田線「湯島」駅:徒歩約10分
  • 東京メトロ南北線「東大前」駅:徒歩約10〜15分

バスは都営バス・東大構内循環バスも利用可能です。院内は広大なため、初めて訪れる際は守衛所や案内スタッフに診療科の場所を確認すると迷いにくいでしょう。駐車場は院内に設置されていますが、混雑が予想されるため公共交通機関の利用が推奨されています。

地域医療との連携と社会的役割

東大病院は「地域の高度急性期医療を担う基幹病院」としての役割を果たしながら、地域のかかりつけ医や中小病院と緊密に連携する「病診連携」「病病連携」にも力を入れています。治療が一定の段階に達した患者は、必要に応じて地域の医療機関へ円滑に転院・逆紹介される仕組みが整えられており、医療資源の適切な活用が図られています。

また感染症の流行時や大規模災害の際には、東京都の災害拠点病院として指揮的役割を果たすことも期待されています。医学部・大学院と一体となった教育機能は、将来の医師・医療研究者を社会に送り出し続けており、日本全体の医療水準の向上に貢献しています。専門的な医療を求める患者にとって、東大病院はその知名度と実績において唯一無二の存在です。

アクセス

上野駅から徒歩圏内

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