
東京ミズマチ
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浅草と東京スカイツリータウンの間、東武鉄道の高架下に2020年に誕生した「東京ミズマチ」。隅田公園に沿って伸びる複合商業施設で、ショッピングや飲食にとどまらず、スポーツ・宿泊・地域交流まで多彩な機能を備えた下町の新たなコミュニティスポットとして注目を集めている。
浅草とスカイツリーをつなぐ高架下の新エリア
東武スカイツリーライン・浅草駅から東京スカイツリータウンまで、徒歩でおよそ10〜15分のルートを歩くと見えてくるのが、東京ミズマチの特徴的な高架下の連続するアーチ空間だ。鉄道高架下という立地を最大限に活かし、両サイドに個性豊かな店舗が並ぶ全長約600メートルの施設は、浅草観光の起点としても、スカイツリー散策の途中立ち寄りスポットとしても絶好の位置にある。
施設はウエストゾーンとイーストゾーンのふたつのエリアに分かれており、それぞれ異なる個性を持った店舗・施設が集積している。共通しているのは、「街に開かれた」コンセプト。閉じた室内型ショッピングモールではなく、隣接する隅田公園や北十間川の水辺と一体化した設計が随所に感じられ、晴れた日には屋外に出てベンチや公園を使いながら買い物や食事が楽しめる。
ウエストゾーン:個性派ショップが集まる空間
浅草側の入口に近いウエストゾーンは、ユニークなセレクトショップや専門店が揃うエリアだ。フランスのブランド「Les Toiles du Soleil(レ・トワル・デュ・ソレイユ)」は、南フランス・カタルーニャ地方の伝統的なストライプ柄の生地を使ったバッグや雑貨を扱うショップ。日本国内でも希少な取り扱い店舗のひとつで、カラフルなテキスタイル製品をじっくり選べる。
オーストラリア発のライフスタイルブランド「DEUS EX MACHINA ASAKUSA(デウス エクス マキナ 浅草)」は、サーフ・モーターサイクル・スケートカルチャーにインスパイアされたアパレルやグッズを展開。浅草という和の文化が根付く地でありながら、国際的なストリートカルチャーとの融合を体感できる場所として、国内外のファンから支持を集めている。
ペット専門のサロン「Salon de BIOGANCE(サロン ド ビオジャンス)」では、フランスのオーガニックペットケアブランドの製品を使ったグルーミングサービスを提供。愛犬・愛猫と一緒に訪れる来場者にとっても立ち寄りやすい環境が整っている。他にも「LAND_A」「水ト葉」「いちや」「むうや」など、個性あふれる店舗が高架下のアーチ空間に並び、ウインドウショッピングしながら歩くだけでも楽しい。
イーストゾーン:食・スポーツ・宿泊が融合する多機能エリア
スカイツリー側のイーストゾーンは、飲食・スポーツ・宿泊が一体化したより多機能なエリアとなっている。「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO(ワイズ・オウル・ホステルズ・リバー・トーキョー)」は、国内外からの宿泊ゲストを受け入れるコミュニティ型ホステル。隅田川と公園を望む水辺のロケーションにあり、他のホステルとは一線を画した開放感とデザイン性の高さが特徴だ。
「LATTEST SPORTS(ラテスト スポーツ)」は、スポーツとカフェを組み合わせた新感覚の複合施設。運動後にコーヒーを楽しむという体験を一か所で完結できるコンセプトは、アクティブなライフスタイルを好む人々に支持されている。さらに「パデル東京ミズマチ」では、スペイン発祥のラケットスポーツ「パデル」のコートが設置されており、初心者から経験者まで楽しめる都市型スポーツ施設として機能している。
飲食面では「shake tree DINER TOKYO(シェイクツリー ダイナー トーキョー)」が個性的なバーガーを提供するほか、「沿線食堂」では地域に根ざした食体験が楽しめる。地域コミュニティの情報発信拠点「コネクトすみだ[まち処]」や、コインランドリー「WASH&FOLD」といった生活密着型の施設も揃い、旅行者だけでなく地元住民の日常にも馴染んだ施設構成になっている。
水辺と公園が生む開放的な景観
東京ミズマチの最大の魅力のひとつが、隣接する隅田公園と北十間川との一体感だ。高架下の施設から一歩外に出ると、そこには川沿いの遊歩道と公園が広がっており、ベンチや芝生エリアも整備されている。飲食店でテイクアウトしたフードやドリンクを手に、川沿いで休憩するスタイルが定番の楽しみ方のひとつだ。
春は桜の名所として知られる隅田公園に隣接しているため、花見シーズンには特に多くの人が訪れる。隅田川に架かる橋からの眺めや、スカイツリーを背景にした水辺の風景は格好のフォトスポットでもある。東京の下町情緒と現代的なデザインが共存するこの空間は、Instagram映えを狙うビジターにも人気が高い。
アクセスと周辺情報・おすすめ利用シーン
東京ミズマチへのアクセスは複数の経路から可能だ。東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩約5分、または「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩約5分とどちらからも歩いてすぐ。東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」からも徒歩10〜15分程度でアクセスできる。浅草寺や仲見世通りの観光後に立ち寄るのも便利なルートのひとつだ。
おすすめの利用シーンは幅広い。浅草・スカイツリーエリアを観光する際の散策コースとして、ランチや買い物をここで済ませる観光客は多い。週末はスポーツを楽しみたいアクティブな地元客の姿も目立つ。また、コミュニティ型ホステルの存在もあって、外国人旅行者が気軽に立ち寄れる雰囲気も整っている。駐車場情報については公式サイトや近隣コインパーキングを事前に確認しておくと安心だ。下町の風情を感じながら現代的なショッピングや体験を楽しみたいなら、東京ミズマチは外せない選択肢のひとつだ。
アクセス
東武浅草駅から徒歩圏内
営業時間
10:00~21:00
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