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周南市立 中央図書館

周南市立 中央図書館

Photo: Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
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周南市の中心部に位置する周南市立中央図書館は、市民の知的活動を支える拠点として、幅広い世代に親しまれている公共図書館です。地域の歴史や文化とも深く結びついた蔵書・展示が充実しており、学びの場としての役割を着実に果たしています。

図書館の基本情報と開館スケジュール

周南市立中央図書館は、山口県周南市岐山通2丁目7番地に所在し、JR徳山駅から徒歩約15分という利便性の高い立地にあります。火曜日から金曜日は午前9時30分から午後6時30分まで、土曜日・日曜日は午前9時30分から午後5時30分まで開館しており、学校や仕事の帰り道にも立ち寄りやすいスケジュールが設けられています。

休館日は毎週月曜日のほか、国民の祝日(ただし土曜・日曜に当たる場合は開館)、毎月最終水曜日の館内整理日、年1回の特別整理期間、そして年末年始(12月28日から1月4日まで)となっています。詳細は公式サイトの図書館カレンダーで確認できるため、来館前にチェックしておくと安心です。

充実した施設設備と学習環境

館内はさまざまな利用者のニーズに応える設備が整っています。学習席は44席が確保されており、静かな環境で集中して勉強や読書に取り組むことができます。また、持ち込みパソコン使用席も2席用意されているため、自分のデバイスを活用した調査・学習にも対応しています。

インターネット端末は1階に2台、2階に1台の計3台が設置されており、資料調査やオンライン情報へのアクセスが可能です。蔵書検索用のOPAC(目録端末)も1階4台、2階2台の計6台が配置されているため、目的の資料をスムーズに探し出すことができます。さらに公衆無線LANサービスも提供されており、スマートフォンやタブレットを使った情報収集にも便利な環境が整っています。

子育て中の利用者への配慮も行き届いており、授乳・おむつ替えスペースと多目的トイレ(男女各1室)が設けられています。小さな子どもを連れた保護者でも安心して訪れることができる点は、地域の図書館として重要なポイントです。駐車場は地下16台・西側平面15台の合計31台分、駐輪場も完備されているため、車・自転車どちらでもアクセスしやすい環境です。

まど・みちお文学コーナー——地域が生んだ童謡詩人の世界

周南市立中央図書館の特色あるコーナーのひとつが、児童室内に設置された「まど・みちお文学コーナー」です。「ぞうさん」「ふしぎなポケット」「一ねんせいになったら」など、世代を超えて愛される童謡を数多く生み出したまど・みちおさん(本名・石田道雄)は、周南市出身の童謡詩人で、幼少時代を西辻で過ごしました。

このコーナーでは、まどさんの作品に気軽に触れられるよう工夫されており、子どもたちが日本を代表する童謡詩人の世界観に親しむことができる空間となっています。地元にゆかりのある文化人の作品を身近に感じられる場として、地域の子どもたちにとって特別な学びの機会を提供しています。

地域の歴史を伝える特別資料コーナー群

周南市立中央図書館には、地域ゆかりの人物に関する貴重な資料コーナーが複数設けられており、郷土の歴史と文化を深く掘り下げることができます。

児玉文庫・児玉源太郎資料コーナーでは、明治の陸軍軍人・政治家として活躍した周南市出身の児玉源太郎に関する資料が展示されています。児玉文庫はもともと、児玉源太郎が明治36年(1903年)に私財を投じて生家跡に開設した私設文庫で、明治・大正・昭和にわたって地域の子弟教育に大きな役割を果たしました。昭和20年(1945年)の戦災で焼失しましたが、わずかに残された貴重な資料とともに、偉人の足跡を現代に伝えています。

浅田栄次資料コーナーは、周南市出身の英語学者・浅田栄次に関する展示スペースです。浅田栄次はシカゴ大学で日本人として初めて博士号を取得した人物で、英語教育の普及に尽力しただけでなく、国際共通語エスペラント語の普及発展にも貢献した先覚者です。書簡や書籍など、日本の国際化に貢献した学者の業績を示す貴重な一次資料が閲覧できます。

高橋亀吉文庫では、周南市出身の経済評論家・高橋亀吉が徳山商工会議所に寄贈した著作物や、遺族から寄せられた遺品・写真などが展示されています。昭和期を代表する経済評論家の知的遺産に触れることのできる、全国的にも珍しい資料コーナーです。

これらのコーナーは単なる展示にとどまらず、地域の偉人たちが歩んだ軌跡を通じて、訪れた人々が郷土への理解と誇りを深める場としても機能しています。

アクセスと利用案内

周南市立中央図書館へのアクセスは複数の交通手段から選択できます。電車をご利用の場合はJR山陽本線「徳山駅」から徒歩約15分。バスをご利用の場合は、防長バスで「図書館前」バス停下車後すぐ(徒歩約2分)、または「ちょいのり100円バス」で「市役所前」下車後徒歩約2分とアクセスしやすい立地です。駐車場(地下・平面合計31台)と駐輪場も完備されているため、車や自転車での来館も問題ありません。

問い合わせは電話(0834-22-8689)またはメール(toshokan@city.shunan.lg.jp)で受け付けています。公式サイト(https://shunan-library.jp/library/central/)では図書館カレンダーや最新情報を確認できるため、初めて訪れる方は事前にチェックしておくとよいでしょう。子育て世代から学生、社会人、シニア層まで、幅広い市民が知識と学びを深めることのできる場として、周南市立中央図書館は地域に根ざした存在感を示し続けています。

アクセス

JR徳山駅から徒歩約15分 防長バス図書館前下車 → 徒歩約2分 「ちょいのり100円バス」市役所前下車 → 徒歩約2分

営業時間

火〜金 9:30〜18:30 土日 9:30〜17:30 定休日: 毎週月曜、国民の祝日、毎月最終水曜日(館内整理日)、特別整理期間、年末年始(12/28〜1/4)

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