
ごはんカフェ きゅういち
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豊間海岸からほんの3分歩くと、鮮やかな赤い平屋が目に飛び込んでくる。「ごはんカフェ きゅういち」は市営駐車場の向かいに立ち、海風と波の音を感じながら食事ができるテラス席まで備えた、いわき・豊間を代表する定食屋だ。地元の食材と郷土の知恵が凝縮された一皿を求めて、地元客も観光客も足繁く通う。
消えかけた味を守る、いわきの郷土料理「ポーポー焼き」
このお店を訪れる最大の理由のひとつが、いわき地方の伝統料理「ポーポー焼き」だ。さんま漁が盛んだったこの海沿いの土地で昔から親しまれてきた料理で、さんまのなめろうを焼き固めた「お魚のハンバーグ」とも言うべき一品。時代の変化とともに漁獲量が激減し、家庭でも作られることがほとんどなくなってしまった幻の味を、きゅういちが手作業で守り続けている。
提供は来店客のみに限られており、地元の熟成味噌と香味野菜を独自の配合で合わせた仕込みはすべて手作業。定食(1,300円)のほか、ポーポーガパオライス(1,000円)、ポーポーメンチバーガー(780円)、単品(500円)など複数の形で楽しめるのも嬉しい。テイクアウトの「ポーポー焼き弁当」(1,100円)や「きゅういち弁当」(910円・ポーポー焼きと鶏の唐揚げのセット)も揃い、豊間海岸を散策しながらの浜辺ランチにもぴったりだ。
豊かなレギュラーメニューと冬季限定のあんこう鍋
ポーポー焼き以外のラインナップも充実している。ブランド豚「麓山高原豚」を使ったソースカツ丼・ロースカツ定食・ポークソテー定食(各1,100円)、海老フライ定食(950円)、煮魚定食(1,000円)、焼魚定食(900円)、天丼(950円)と魚・肉ともにバリエーションが豊富。また南インド仕込みのスパイスカレー(1,000円)という異色の一品も看板メニューのひとつだ。
冬になると登場する名物「あんこう鍋定食(一人前)1,800円」は、いわき沿岸ならではの季節の恵み。磯の街・豊間でしか出会えない、冬の楽しみのひとつとして地元でも評判が高い。
デザートと「いわき七浜潮騒ブレンド」のコーヒー
食後のひとときも抜かりない。とろけるプリン(380円〜、ソースは季節替わり)、手作りアイス(350円〜、季節により種類変更)、タピオカミルクティー(450円)、夏季限定の手作りソースのかき氷(450円)など、デザートの顔ぶれもユニークだ。ドリンクには「いわき七浜潮騒ブレンド」という名のオリジナルブレンドコーヒー(370円)があり、土地への愛着が感じられる。
宿泊施設と豊間海岸への旅
飲食だけでなく、併設の「シーサイドハウス きゅういち」では海沿いのアパートコテージへの宿泊も可能(最大7人部屋まで、キッチン・Wi-Fi付き)。別館にはペット同伴可のビンテージ型トレーラーハウスもあり、サーフトリップや家族旅行の拠点としても使えるユニークな施設だ。豊間海岸の波打ち際で過ごした後、赤い建物に戻ってポーポー焼きを頬張る——そんな旅の一日を完結させてくれる場所が、きゅういちには揃っている。
アクセス
豊間海岸から徒歩3分。JR常磐線豊間駅から徒歩約10分
営業時間
11:00〜19:00、定休日: 水曜日(月1、2回は臨時休業あり)
料金目安
ポーポー焼き定食 1,300円、エビフライ定食 950円、ソースカツ丼 1,100円、特製スパイスカレー 1,000円
店舗詳細
- 価格帯
- $
- 対応言語
- 日本語
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