
福井市立図書館
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福井市内に根ざした公共図書館として、多彩な館のネットワークとユニークなプログラムを通じて、子どもから大人まで幅広い市民の学びと読書を支えているのが福井市立図書館です。2026年には開館50周年という節目を迎え、地域の知の拠点としての歩みをさらに深めています。
市内を結ぶ図書館ネットワーク
福井市立図書館は、市立図書館を核に、みどり図書館・桜木図書館・清水図書館・美山図書館の各地域館が連携するネットワーク体制を採っています。地域交流センターとも一体的に運営され、身近な場所で図書サービスを受けられる環境が整っています。蔵書検索・予約はWebで完結するインターネット予約サービスに対応しており、書名や著者名を2文字以上入力するだけで所蔵状況を確認・予約が可能です。テーマ別検索や雑誌・新聞・視聴覚資料、さらに商用データベースまで幅広い資料にアクセスでき、調べもの学習から専門的なリサーチまで対応できる蔵書の厚みが特徴です。
子どもと若者を育てる独自プログラム
単に本を貸すだけでなく、読書の楽しさと図書館の使い方を体験的に学べるプログラムが充実している点が福井市立図書館の大きな個性です。小学生を対象とした「こども司書くらぶ」は2026年時点で第8期の参加者を募集中。図書館の仕事を体験しながら読書への興味を深める活動です。中高生向けには「ティーンズ司書くらぶ」(第5期募集中)があり、年齢が上がっても図書館との関わりを継続できる仕組みが用意されています。こうした継続的なプログラムは、子どもたちを単なる利用者から"本と図書館の担い手"へと育てるという長期的な視点を感じさせます。
地域の知を深める講演会・講座
図書館の活動はコレクションにとどまらず、地域文化や学術の最前線を市民に届けるイベントも定期的に開催されています。ミステリー作家・中山七里氏の作家講演会(2026年7月)は文学ファンにとって注目のイベントです。みどり図書館では伊藤元雄氏による「リュウグウの砂に挑む」と題した講演会と隕石等の観察会を企画するなど、宇宙科学の分野にまで幅を広げた学習機会を提供しています。また福井の歴史を深掘りする「福井歴史文化講座」では、福井藩松平家の「御袋様」と乳母たちをテーマにした講座(2026年7月12日)を開催。地域史への興味を持つ市民にとって貴重な学びの場となっています。嶺北地区の図書館と連携した「嶺北連携行事」も組まれており、広域での文化交流の場も担っています。
誰もが利用しやすいサービス設計
利便性と包括性の両立にも力を入れています。本を館外に返却できる「図書返却ボックス」の設置に加え、予約した本を郵送で受け取れる「郵送貸出サービス」は、来館が難しい方にとって特に頼りになる制度です。視覚に障害のある方向けには、国立国会図書館の「視覚障害者等用データ送信サービス」にも対応しており、デジタル形式の資料を通じた読書支援を行っています。マイナンバーカードを利用した貸出カード登録にも対応し、デジタル化の波に合わせた窓口サービスの更新も進めています。全館で配布されている「読書筆記」は、読んだ本を記録して読書習慣を深めるためのツールで、図書館を継続して使う動機づけとなっています。
開館50周年という節目
2026年は福井市立図書館の開館50周年にあたり、「図書館と本のなつかしい思い出」というテーマで市民からエピソードを募集するなど、記念の取り組みも展開されています。地域の人々の記憶とともに歩んできた半世紀の積み重ねは、この図書館が単なる情報機関を超えて、福井市民の生活文化に深く根ざした存在であることを物語っています。
アクセス
福井市文京2-7-7
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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