
あおや郷土館
GALLERY
鳥取市青谷町に位置するあおや郷土館は、「ジオと文化のミュージアム」を掲げる文化施設だ。青谷地域を中心とする資料の収集・保存を軸としながら、山陰海岸ジオパークとの連携による展示や体験プログラムを展開しており、地域の遺跡に根ざした歴史と現代の文化活動を結ぶ発信拠点として機能している。
「ジオ」と「文化」を融合した展示
常設展示は青谷地域の遺跡や歴史遺産を軸に構成され、この地域固有の文化的背景を掘り下げて学ぶことができる。企画展では山陰海岸ジオパークをテーマに据えた内容も取り上げられ、令和8年7月〜8月には「山のなか!?の山陰海岸ジオパーク」展が開催される。展覧会名に込められた「!?」が示すとおり、一見意外な組み合わせに見える「山のなか」とジオパークの接点を問い直す構成が、来館者の好奇心を刺激する。
地域素材を使った体験ワークショップ
ハンズオンの体験プログラムが充実している点もこの館の大きな魅力だ。夏休み期間には複数の工作イベントが企画されており、そのひとつ「ジェルキャンドルで青谷の海を作ろう!」では、青谷海岸の砂や貝がら、ビー玉といった地元素材を使ったオリジナルキャンドルを制作できる。材料を手で触れながら青谷の自然環境を体感できる仕掛けになっており、子どもから大人まで楽しめる内容だ。年間を通じて地域の文化団体や個人会員が指導するワークショップも定期開催されており、地域の工芸や伝統文化に触れる機会が豊富に用意されている。
ガイド養成講座と地域参加型の企画
山陰海岸ジオパーク 鳥取市ガイド養成講座では、「山のなかのジオサイトへLet's GO」と題してフィールドを実際に歩く実践的な内容が組まれている。専門的な知識を地域に根付かせるこうした講座は、ジオパークと地域文化の両輪を担う館ならではの取り組みだ。また「郷土のカメラマンによる写真展」は地域の人々が撮影した作品を公募形式で集める企画で、令和8年のテーマは「ワクワク・ドキドキ」。春に開催される「あおや文化まつり」とあわせ、地域の個人・団体が主体となって作り上げる文化行事が一年を彩る。展示室ではギャラリートークも企画されており、展示の読み解き方を来館者とともに深める場としても機能している。
アクセス
鳥取県鳥取市青谷町青谷2990-4
営業時間
9:00~17:00
料金目安
300円~800円
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