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奄美市歴史民俗資料館

奄美市歴史民俗資料館

※写真はイメージです。

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奄美市笠利町須野に位置する歴史民俗資料館は、奄美諸島の3万年に及ぶ歩みを2つの切り口から辿れる公営資料館だ。昭和57年9月の開館以来、考古資料と民俗遺産を一か所で体系的に学べる場として地域の知的拠点となってきた。

3万年を一本の時間軸で辿る考古展示室

考古資料展示室の展示テーマは「遺跡・遺物でたどる30,000年の歴史」。旧石器時代の石器から中世の陶磁器まで、発掘調査で出土した資料が年代順に並ぶ。3万年という時間の厚みは、島が思いのほか長く人々の生活の場であったことを実物資料が証明している。各時代ごとに技術や素材がどのように変化したかを、展示の流れに沿って一気に体感できる構成だ。

戦前の島の暮らしが「実物」で伝わる民俗展示室

民俗資料展示室には、戦前に奄美の人々が実際に使っていた農具・漁具・食器・織機・日常雑貨など多様な民具が収蔵・展示されている。現代ではほとんど目にする機会のない品々が実物で並ぶ空間は、写真や映像では得られないリアルな重みをもって島の暮らしを伝えてくれる。素材や形状のひとつひとつに、奄美固有の自然環境と生活様式が刻まれている。

宇宿貝塚とのセット訪問

館から車で約5分(徒歩30分)の距離に宇宿貝塚史跡公園がある。大人限定ではあるが、両施設の共通入館券(大人450円)も用意されており、史跡公園と本館の考古展示を組み合わせることで奄美の先史時代をより立体的に理解できる。奄美空港から車で10分という立地のため、島を訪れた観光客が旅程の最初や最後に組み込みやすいのも特長だ。

地域教育の拠点として

入館料は大人300円、高校・大学生150円、小中学生100円と手ごろに設定されている。奄美市内の小中学生が授業や遠足などの学習活動として利用する場合は入館料免除の制度もあり、地元の子どもたちが島の歴史に直接ふれる場として長年活用されてきた。障がい者およびその付添人1名も、各種手帳の提示で無料で入館できる。

アクセス

奄美空港より車で10分、名瀬市街地より車で60分、宇宿貝塚史跡公園より車で5分(徒歩30分)

営業時間

9:00~12:00、13:00~17:00(入館は16:30まで) 定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)

料金目安

大人300円、高校生・大学生150円、小中学生100円、宇宿貝塚共通券450円(大人のみ)

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