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奄美海洋展示館

奄美海洋展示館

※写真はイメージです。

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奄美大島の大浜海浜公園に隣接する奄美海洋展示館は、「海と人との共生」をテーマに奄美の海の多様な顔を全身で体感できる施設です。水槽展示から骨格標本、映像ホール、ハンドクラフト体験まで、島の海に関わる知識と感動をひとつの館で味わえる構成になっています。

奄美の海中をまるごと再現した大水槽

館の目玉は、水深5m・水量約150tを誇るAブロック「奄美エコラマ」の大水槽です。単に大きいだけでなく、奄美ならではの海中地形が忠実に再現されている点が特徴的。枝サンゴが広がる浅瀬「イノー」から、沖の白波が立つ「シーバナ」を越えて一気に深くなる地形の変化まで、水槽内で視覚的に辿ることができます。奄美に暮らすなじみ深い魚たちがこの地形の中をゆったり泳ぎ、2階の浜辺を模したエリアまでウミガメたちが自ら寄ってくる様子は、水族館らしからぬ自然な迫力があります。

アオウミガメと直接ふれあうエサやり体験

大水槽の2階浜辺エリアでは、30分に一度の「ウミガメのエサやり体験」が行われています。アオウミガメが手の届く距離まで近づいてくる様子は子どもだけでなく大人も思わず声を上げるほど。柵越しに眺めるのではなく、直接エサをあげながらふれあえる体験は、奄美のウミガメへの親近感をぐっと引き寄せてくれます。

奄美にしかない希少展示の数々

Bブロックのアクアリウムエリアも見どころが尽きません。横幅3メートルの水槽には奄美ならではの熱帯魚が泳ぎ、現在日本最大級とされる40種類以上のウツボが常時展示されています。奄美大島はウツボの種類の多さで知られており、その多様性を一堂に見られる場所は全国でもここだけです。また、奄美で実際に採集された267種の貝殻標本は断面や成長過程まで観察でき、2011年に発見されて話題になった「アマミホシゾラフグ」が砂浜に描くサークル状の巣の2分の1スケール模型も展示されています。

さらに2025年11月、アンバーグリスジャパン代表の吉田氏から奄美市に寄贈された「龍涎香」が新たに加わりました。マッコウクジラの体内でできる結石で、古来より世界各地で珍重されてきた幻の素材です。奄美大島で発見されたこの実物を間近に見られる機会は極めて貴重です。

250インチスクリーンと骨格標本、VRで迫る奄美の自然

2階のCブロック「学び・遊び・体験」エリアでは、250インチの巨大スクリーンに映し出されるオリジナル映像「いのちを紡ぐ 神秘の島」で奄美の自然を体系的に学べます。スクリーン前には大浜海岸で見つかったマッコウクジラの骨格、生まれてすぐに座礁してしまったザトウクジラの赤ちゃんの骨格、アオウミガメの骨格が並び、命の大きさをリアルに実感できます。VR体験(対象13歳以上)では奄美の海に潜ったような映像体験ができ、映像ホールではオリジナル映像「太陽からの贈り物」の上映も行われています。

世界にひとつのハンドクラフト体験

見学の締めくくりに楽しめるのが、奄美の海素材を使った4種類のハンドクラフト体験です。サンゴや貝殻でオリジナルのネームプレートを作ったり、ホットグリューガンでカメやフグなどの生き物を立体的に仕上げる「海のクラフト作り」、真っ白な陶器のウミガメ・イルカ・クジラに自由に絵付けする「おえかきすいぞくかん」、アマミホシゾラフグや展示館オリジナルキャラクター「かりり」の塗り絵缶バッジ、貝殻にイラストを描いて仕上げるキーホルダーと、対象年齢や好みに合わせて選べます。土産物を買うのではなく、奄美の海の素材で自分の手で作った一点物を持ち帰れるのが、この体験の醍醐味です。

アクセス

鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1

営業時間

09:30~18:00(最終入館17:30) 定休日:年末年始(12/31~1/1)、6月・12月の中旬3日間

料金目安

3歳以下無料。団体割引(20名以上)、優待カード割引あり。ハンドクラフト体験は別途料金

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