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静岡の食べ歩きグルメ|街歩きが10倍楽しくなる味めぐり
グルメ
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静岡の食べ歩きグルメ|街歩きが10倍楽しくなる味めぐり

静岡の街歩きは、食べ歩きなしには語れません。青葉横丁から呉服町にかけての通りには、テイクアウトグルメの名店が軒を連ね、歩くだけでお腹が鳴ってしまう魅惑のエリアが広がっています。静岡おでん・うなぎをベースにしたご当地グルメから、地元食材を使った最新のトレンドフードまで、一口サイズの幸せが次々と手招きしてきます。三保松原や久能山東照宮などの観光スポットと組み合わせれば、五感すべてで静岡を堪能できる最高の旅になるでしょう。

青葉横丁エリアの食べ歩きマップ

青葉横丁は静岡随一の食べ歩きスポットです。通りの入口から出口まで約800メートルの間に、テイクアウト可能な店が15軒以上並んでいます。まず入口付近の海ぼうず本店では、名物の静岡おでんを一口サイズにアレンジしたテイクアウト版が350円。黒はんぺんや大根、こんにゃくなどが独特のだし粉と青のりを絡めて提供され、できたて熱々を頬張りながら先へ進みましょう。

中ほどにある串焼き屋では、桜えびのかき揚げを串に刺したものが一本200円で、炭火の香ばしさが食欲をさらに刺激します。桜えびは由比港で水揚げされた駿河湾産を使用しており、旬の春から初夏にかけては特に風味が豊か。通りの奥にはクレープ専門店があり、静岡県産イチゴや富士山麓の牛乳を使ったオリジナルクレープが420円で人気です。エリア全体で食べ歩きに使う予算の目安は2,000円〜3,000円で、6〜8品は十分に楽しめます。

一個100円台から楽しめるコスパ最強フード

食べ歩きの醍醐味は、少額で多くの味を楽しめることにあります。呉服町エリアでは、揚げたてコロッケが一個130円、焼きおにぎりが一個150円、肉まんが一個180円と、100円台で楽しめるグルメが揃っています。うなぎの蒲焼きの一口サイズは250円で、地元の人も「小腹が空いたときの定番」と太鼓判を押す逸品です。静岡県はうなぎの養殖産地としても全国有数で、質の高い蒲焼きをこの価格で味わえるのは現地ならではの特権といえます。

焼き鳥は一本100円からあり、5本買っても500円というリーズナブルさ。地元の鶏肉を使ったもも串は特に人気で、タレと塩の両方から選べます。みたらし団子は一串120円で、焼きたての香ばしさと甘辛いタレが後を引きます。1,000円あれば5〜7品は食べられるため、財布に優しい食べ歩きが実現します。学生グループや若いカップルに長年支持されているエリアです。

地元発の新感覚テイクアウトグルメ

近年の静岡では、伝統的な食べ歩きグルメに加えて、新感覚のテイクアウトフードが続々と登場しています。清水魚市場にオープンした新店では、浜松餃子をアレンジしたスティック状のスナックが380円で話題を集めています。インスタ映えする見た目と本格的な味の両立が若い世代に支持され、週末は30分待ちになることも。駿河竹千筋細工をモチーフにした可愛らしいパッケージも人気の秘密です。

飲み物では、地元のフルーツを使ったフレッシュジュースが350円、静岡県産のお茶を使ったラテが400円と、地域の特産品を気軽に味わえるドリンクスタンドも増加中です。静岡は日本一の茶産地であり、抹茶・ほうじ茶・深蒸し茶を使ったスイーツやドリンクは食べ歩きの定番になりつつあります。ソフトクリームに抹茶パウダーをたっぷりかけたものや、ほうじ茶のクリームを挟んだどら焼きなど、バリエーションは豊富。伝統と革新が共存する静岡の食べ歩きシーンから、目が離せません。

食べ歩きと観光を組み合わせたモデルルート

静岡の食べ歩きを最大限に楽しむモデルルートをご提案します。スタートは朝10時、青葉横丁入口の焼きたてパン屋でクロワッサン(250円)を購入し、食べながら海ぼうず本店方面へ歩きます。静岡おでんのテイクアウト(350円)を堪能したら、バスで三保松原へ移動。世界遺産にも登録された松原の景色を眺めながら、出口付近の売店で串団子(150円)を一本いただきます。

呉服町方向へ戻りながら、途中のコロッケ屋(130円)と焼き鳥屋(3本300円)に立ち寄り、12時半頃に呉服町のベンチに座って、買い集めたグルメで即席ランチタイム。午後は久能山東照宮へ足を延ばし、帰り道に清水港近くの魚市場でマグロ丼(1,000円前後)という選択肢もあります。合計予算は1,500円〜2,500円ほどで、お腹いっぱい街歩きグルメを満喫しながら主要観光地も回れる充実のコースです。

季節ごとの食べ歩きカレンダー

静岡のグルメ食べ歩きは、季節によって出会える味が変わります。春(3〜5月)は桜えびの解禁に合わせてかき揚げやかき揚げ丼が各所に登場し、イチゴを使ったスイーツも最盛期を迎えます。夏(6〜8月)は浜名湖産のうなぎシーズンと重なり、一口うな重のテイクアウトや、冷たいお茶を使ったかき氷が人気。秋(9〜11月)はみかんのシーズンで、果汁たっぷりのジュースやみかんを使ったタルトが旬を迎えます。冬(12〜2月)は静岡おでんが最もおいしい季節。鍋でじっくり煮込まれた具材が体の芯から温めてくれます。

年間を通じて晴天が多く、全国トップクラスの日照時間を誇る静岡は、屋外の食べ歩きに最適な気候です。雨の日は青葉横丁のアーケード下や商店街の軒先を上手に活用しましょう。

食べ歩きのマナーと持ち物チェックリスト

静岡で気持ちよく食べ歩きを楽しむために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。歩きながら食べるのがマナー違反とされるエリアもあるため、店先のイートインスペースやベンチを積極的に利用することをおすすめします。ゴミは各店の前に設置されたゴミ箱に捨てるか、持ち帰りが基本です。

持ち物として用意しておきたいのは、ウェットティッシュと小さなビニール袋。手が汚れたときや食べ残しの処理、液体が漏れやすいカップ類の持ち運びに重宝します。人気店は11時〜13時が最も混雑するため、10時台の早めスタートがスムーズに回れるコツです。夏場は食品の傷みが早いため、購入後はできるだけ早めに食べるよう心がけてください。また、小銭を多めに用意しておくと会計がスムーズで、店主との会話も弾みます。地元の人との何気ないやり取りが、旅の思い出をより豊かにしてくれるはずです。

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Written by

田中 花

和菓子研究家

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