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うさぎの飼い方入門完全ガイド|初めて飼う前に知っておきたい基礎知識とケアのすべて
ペット
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うさぎの飼い方入門完全ガイド|初めて飼う前に知っておきたい基礎知識とケアのすべて

うさぎを飼うとはどういうことか?犬猫との違いを理解する

うさぎは日本でも人気が高まっているペットですが、犬や猫とは異なる「草食動物特有の習性と繊細さ」を持っています。飼い始める前にこの特性を理解しておくことが、うさぎと長く幸せに暮らす第一歩です。

うさぎは「鳴かないペット」: 声を出してコミュニケーションをとる犬猫と違い、うさぎは基本的に声を出しません。感情表現は体全体で行い、機嫌が良いときは後ろ足を蹴ってジャンプする「バイン(ビンキー)」、リラックスのときは体を横に倒して「ゴロン」と寝転ぶ姿勢で示します。

うさぎは「ストレスに敏感」: 草食動物として捕食される側の習性から、環境の変化・大きな音・急な温度変化にとても敏感です。引越し・来客・エアコンの直風など、人間には些細なことがうさぎには大きなストレスになる場合があります。

うさぎは「寂しがりや」: 「うさぎは孤独に強い」というイメージがありますが、実際には飼い主との触れ合いを好む個体が多いです。1日のうちで飼い主と適度にコミュニケーションをとる時間を作ることが大切です。

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品種の選び方

日本で飼われているうさぎには多数の品種があり、性格・サイズ・毛の長さで大きく異なります。

ネザーランドドワーフ

最も小型のうさぎ品種のひとつで、体重は約1〜1.5kg。まん丸い顔・短い耳・コンパクトな体型が特徴で、人気ペットランキングの常連です。活発で好奇心旺盛な個体が多い一方、やや神経質な面もあり、初心者でも扱いやすい品種です。

ホーランドロップ

耳が垂れ下がった「垂れ耳うさぎ」の代表品種。穏やかで人懐っこい性格の個体が多く、抱っこも比較的受け入れやすいため、子どもがいる家庭にも向いています。体重は約1.5〜2kg。

ライオンヘッド

頭の周りにライオンのたてがみのような長毛が生える品種。ふわふわとした見た目が人気ですが、毛が絡まりやすいため日常的なブラッシングが必須です。性格は温和な個体が多いですが、グルーミング(毛のお手入れ)に手間がかかる点を了承した上で選びましょう。

ミニレッキス

ビロードのような短く密な毛並みが特徴の品種。抜け毛が比較的少なく、毛のお手入れが楽なため、アレルギーが心配な方や手入れの手間を減らしたい方に向いています。体重は1.5〜2kg程度。

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ケージ・環境のセットアップ

ケージのサイズ

うさぎのケージは「体長の3倍以上の幅」が理想とされています。一般的な小型〜中型品種には幅90cm以上のケージが目安です。市販のうさぎ専用ケージには2階建て構造(ロフト付き)のものも多く、立体的な空間を活用できます。

ケージ内に必ず設置するものは以下の4点です。 - 牧草入れ: 常に牧草(チモシー)が食べられる状態を保つ - 給水ボトル: ノズル式の清潔な水の供給 - トイレ: 固定式のトレータイプが清掃しやすい - 隠れ家: 木製のトンネル・ハウスなど、隠れられる空間はストレス軽減に必須

温度・湿度管理

うさぎは暑さに非常に弱く、28℃を超えると熱中症(うさぎの場合は「熱射病」)のリスクが高まります。適切な温度は18〜25℃、湿度は40〜60%が理想です。夏場はエアコンで部屋の温度を保つことが飼育の大前提となります。直射日光や暖房の直風も避けましょう。

部屋んぽ(放し飼い時間)

うさぎは毎日最低でも1〜2時間、ケージの外で自由に動き回れる「部屋んぽ」の時間が必要です。この時間はうさぎにとって運動・探索・ストレス発散の重要な時間です。部屋んぽ中は電気コード・観葉植物(毒性あり)・細かい部品などを噛んで誤飲しないよう、事前に危険物を片付けてから放すことが大切です。

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食事の基本:牧草・ペレット・野菜

牧草(主食・無制限)

うさぎの食事の70〜80%は牧草で占めます。特にイネ科の「チモシー(チモシー牧草)」は主食として最適で、常に食べられる量を用意しておく必要があります。牧草を噛むことで歯の適切な磨耗が保たれ、不正咬合(歯が正常に噛み合わなくなる病気)の予防にもなります。

ペレット(副食・計量)

専用のペレットフードは栄養を補う副食として1日2回・体重の1〜3%程度が目安です。チモシー主体のペレットで繊維質が高いものを選びましょう。アルファルファ主体のペレットはカロリーが高すぎるため、成うさぎには不向きです。

野菜・フルーツ(おやつ程度)

チンゲン菜・小松菜・大葉・パセリなどの野菜は少量(1日体重の1〜2%以内)与えられます。フルーツは糖分が多いため少量のおやつとして扱い、与えすぎ禁物です。ねぎ・玉ねぎ・じゃがいもの芽・アボカドなど、うさぎに有毒な食材があるため注意が必要です。

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健康管理と動物病院

うさぎは「うさぎを診られる動物病院」を事前に探しておくことが重要です。すべての動物病院がうさぎの診療に対応しているわけではなく、専門知識のある「エキゾチックアニマル対応の病院」を飼い始める前に確認しておきましょう。

うさぎに多い病気には不正咬合・うっ滞(腸の動きが止まる緊急疾患)・皮膚疾患・斜頸(エンセファリトゾーン感染症等)などがあります。食欲の急変・便の異常・体重変化・首が傾いているなどの異変に気づいたら、早めに受診することが大切です。

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うさぎとのコミュニケーション

うさぎとの信頼関係は時間をかけて築くものです。迎えてすぐに抱っこしようとするのは避け、まずは声をかけながらケージのそばで過ごし、うさぎが自分から近づいてくるのを待つことが基本です。

手のひらに牧草・ペレットを乗せて少しずつ手渡しすることで「人間の手=怖くない・良いもの」という認識が育ちます。こうした小さな積み重ねによって、徐々に撫でること・抱っこを受け入れることへとステップアップしていきます。

うさぎは10〜12年の長い寿命を持つペットです。飼い始める前にケアの手間・費用・環境を十分に理解した上で、責任を持って迎え入れることがうさぎとの幸せな暮らしの土台になります。

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Written by

S

そろうコラム編集部

ペット・動物担当

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