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静岡のフォトジェニックスポット20選|映える撮影ポイント
静岡はフォトジェニックなスポットの宝庫です。三保松原の壮大な景観から青葉横丁の風情ある街並みまで、カメラを向ければ絵になる場所がそこかしこに存在します。SNS時代の今、旅先で「映える」一枚を撮ることは旅の大きな楽しみのひとつとなっています。富士山と駿河湾の絶景を背景にした風景写真はもちろん、駿河竹千筋細工や静岡おでん・うなぎなど文化的な被写体も豊富で、多彩なジャンルの写真を一つの旅で撮影できるのが静岡の魅力です。プロカメラマンも絶賛する静岡のフォトスポットを、撮影テクニックとともにご紹介します。
三保松原・羽衣の松で絶景を切り取る
三保松原は静岡で最も撮影者が集まるフォトスポットであり、ユネスコ世界文化遺産「富士山」の構成資産にも含まれる格式ある景勝地です。約7kmにわたる松原越しに富士山を望む構図は、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」にも描かれた日本を代表する眺めです。
撮影の基本は「羽衣の松」を前景に置いて富士山を背景に収める構図ですが、少し位置をずらして斜め45度の角度から撮ると奥行きのある立体的な写真になります。午前中の順光で撮影するのがおすすめで、青空と松のコントラストが際立ちます。冬場の空気が澄んだ晴れの朝は富士山の雪化粧がくっきりと映り、年間を通じて最も美しい富士山写真が期待できます。
雨上がりの浜辺では砂に残る水たまりへのリフレクション撮影が狙い目です。幻想的な逆さ富士をスマートフォンでも手軽に狙えます。広角レンズアタッチメントを装着すると松原のスケール感が表現しやすく、SNS映えも格段にアップします。
青葉横丁・呉服町の街並みスナップ
青葉横丁は静岡らしい風情ある街並みが続くスナップ撮影の聖地です。昭和の面影を残す石畳、瓦屋根、格子窓のある路地裏は、どこを切り取っても絵になる美しさがあります。夜はちょうちんの橙色の灯りが並び、昼とはまた異なる情緒あふれる光景が広がります。
午後3時から4時頃の斜光が最も美しく、建物に長い影が落ちてドラマチックな表現が可能になります。地元の人々の日常風景をさりげなく切り取ると、旅情あふれるドキュメンタリータッチの写真に仕上がります。路地から空を見上げる「ローアングル」で撮影すると、建物と空の圧縮効果でオリジナリティのある構図が生まれます。
呉服町方面に足を延ばせば、レトロなカフェや老舗和菓子店など、内装にもこだわった室内フォトも楽しめます。撮影マナーとして、個人宅やお店を撮る際には必ず一声かけることを心がけましょう。
久能山東照宮と日本平で歴史と自然を重ねる
久能山東照宮は国宝に指定された豪華絢爛な建造物で、石垣イチゴの段々畑が眼下に広がる駿河湾と富士山を背景に、「歴史×自然」の圧倒的な組み合わせを一枚に収められます。日本平ロープウェイで結ばれた日本平山頂からの眺めは、南アルプス・伊豆半島・富士山を一望できる360度パノラマが魅力です。
日本平付近では季節の花や木々をフレームに入れた「額縁構図」が効果的です。春の山桜、秋の紅葉が加わると自然のフレームを活かした奥行きのある写真が撮れます。PLフィルターを使うと空の青さや葉の緑が鮮やかに写り、ワンランク上の仕上がりになります。朝夕のゴールデンアワー(日の出・日没前後の約30分)の柔らかい光は、建造物の金色の装飾を美しく浮かび上がらせてくれます。
境内の唐門や本殿の透かし彫りなど、近接撮影(マクロ)でも見応えのある被写体が豊富です。望遠レンズがあれば、ロープウェイ越しに富士山を入れる「乗り物×絶景」構図も狙えます。
静岡グルメのフードフォト撮影術
静岡名物の静岡おでんやうなぎの蒲焼は、味だけでなくビジュアルも魅力的な被写体です。静岡おでんは黒いだしと串刺しのスタイルが視覚的に独特で、大根・牛すじ・黒はんぺんを並べて撮影すると静岡らしさが伝わります。うなぎの蒲焼は照りのある黄金色の表面がレンズ映えし、白い器との色彩対比が食欲をそそります。
食べ物の撮影は自然光がベストで、窓際の席を選ぶのがコツです。真上から撮るフラットレイ、斜め45度から撮るスタンダードアングル、正面から撮るストレートアングルの3パターンを試すと、SNS投稿に最適な構図が見つかります。料理が運ばれてきたら、湯気が出ているうちに素早く撮影してシズル感を出しましょう。
桜えびのかき揚げや生しらす丼など、駿河湾の海の幸も被写体として優秀です。由比漁港周辺の食堂では漁船を背景にロケーション撮影ができ、旅の記憶を鮮明に切り取れます。
登呂遺跡・大井川鐵道でノスタルジックな一枚を
登呂遺跡は縄文・弥生時代の復元集落と整然とした芝生広場が広がる、開放感抜群の撮影スポットです。夕方になると西日が竪穴住居の藁屋根を黄金色に照らし、タイムスリップしたような雰囲気の写真が撮れます。遠くに富士山を入れたシルエット写真も人気の構図です。
大井川鐵道のSL列車は乗り鉄・撮り鉄どちらにも人気の被写体です。新金谷駅〜千頭駅間を走るSLかわね路号は、大井川の渓谷と新緑・紅葉を背景に煙を上げて走る姿が圧巻です。撮影の名所「合格橋」周辺では川面に反射した光とSLを同時に収める「鉄道リフレクション」が楽しめます。奥大井湖上駅は湖に突き出た半島上に立つ秘境駅として知られ、展望台からレインボーブリッジごしに駅を眺める構図がSNSで話題になっています。
フォト旅を成功させる計画と持ち物
静岡でのフォト旅を成功させるには事前の計画と適切な装備が欠かせません。おすすめの黄金ルートは、早朝に三保松原で朝日と富士山を撮影、午前中に青葉横丁・呉服町でスナップ、ランチタイムにフードフォト、午後は久能山東照宮・日本平で風景撮影、夕方は登呂遺跡で夕景という流れです。
持ち物は予備バッテリーとメモリーカードが必須です。レンズクリーナー、ミニ三脚、PLフィルターがあると撮影の幅が広がります。静岡は太平洋側気候で全国トップクラスの日照時間を誇りますが、夏場はレンズ内の結露対策にシリカゲルを機材バッグに入れておくと安心です。東海道新幹線で東京から約1時間、名古屋から約40分とアクセスも抜群です。荷物はコインロッカーに預け、身軽に撮影に出かけましょう。
日の出・日没時刻はあらかじめ確認し、ゴールデンアワーに合わせてスポットを設定するのが質の高い写真を撮る最大のコツです。天気予報を細かくチェックして、富士山が見える晴れの日を狙って訪問することも大切なポイントです。
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