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小樽の歴史が薫る街でショッピング|運河沿いの懐かしさと現代の魅力に出会う
ショッピング
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小樽の歴史が薫る街でショッピング|運河沿いの懐かしさと現代の魅力に出会う

北海道の南西部に位置する小樽は、かつて「北の華」と呼ばれた港町です。明治から昭和初期にかけて、にしん漁の繁栄とともに発展したこの街には、その時代の面影が今も残っています。歴史的建造物が多く現存し、運河を中心とした景観は、多くの観光客を魅了し続けています。

そんな小樽でのショッピングは、単なる買い物ではなく、時間旅行のような体験。石造りの建物が立ち並ぶ運河沿いから、趣き深い商店街まで、あちこちに素敵な出会いが待っています。今回は、小樽を訪れたら立ち寄りたいショッピングスポットの魅力をご紹介します。

運河沿いのレトログラス工房で、懐かしい時代を身近に

小樽といえば、真っ先に思い浮かぶのが運河です。その運河沿いに立ち並ぶ建物の中には、昔懐かしいガラス工芸品を扱う工房が数多くあります。明治時代に船の窓として使われたガラスの製造技術を受け継いだ職人たちが、今も手作業で美しいガラス製品を生み出しています。

透き通った青や緑、赤といった色合いのグラスやオルゴール、装飾品は、どれも息をのむほどの美しさ。工房によっては製造過程を見学できるところもあり、高温で溶かしたガラスが職人の手によって形作られていく様子は、思わず足を止めてしまうほどです。予算は、グラスで2,000円から5,000円程度、より凝った作品になると10,000円以上するものも。時間があれば、自分だけのオリジナルグラスを製作できる体験コーナーがある工房も多いので、ぜひ挑戦してみてください。営業時間は多くが9時から18時で、年中無休のところがほとんどです。

港町ならではの海産物と地元の味、みやげ選びの宝庫

小樽が北の華として栄えた理由は、何といってもにしん漁です。今でも、その歴史を感じさせる海産物の店が、運河沿いや商店街に軒を連ねています。塩漬けにしたニシンの卵である数の子、上質な昆布、いくらやウニといった海の幸が、ずらりと並ぶ光景は、小樽ならではです。

観光客向けのみやげ店でも、もちろん質の高い商品が揃っていますが、地元の人が通うような少し奥まった店に入ると、さらに掘り出し物に出会える確率が上がります。醤油漬けのイカ、スルメ、タラのオスの白子を塩漬けにしたたちなど、地元で愛される珍味も数多く。試食ができるお店も多いので、自分の好みに合ったものを見つけることができます。相場としては、高級な海産物セットで5,000円から15,000円程度。一つあたり500円から3,000円程度の小ぶりな商品も豊富なので、予算に合わせて選べるのが嬉しいところです。

歴史的建造物を改装したカフェや雑貨店で、非日常を味わう

小樽の醍醐味は、古い建物を新しく生まれ変わらせた空間を楽しむことにもあります。かつての銀行や倉庫だった建物が、今ではおしゃれなカフェや雑貨店に変わっています。漆喰の白い壁、ガス灯を模したモダンな照明、木製のカウンター——こうした要素が組み合わさった空間は、どこか懐かしさと新しさを同時に感じさせます。

こうしたリノベーション施設では、小樽や北海道の職人が手がけた雑貨や工芸品が展示・販売されていることが多いです。陶芸作品から木工製品、地元の農家が作る食品まで、品ぞろえは多彩。カフェが併設されていることが多いので、コーヒー(600円から800円程度)を飲みながら、ゆっくり商品を眺めるのも一興です。営業時間は店舗によって異なりますが、多くは10時から17時前後。季節によっては営業時間が短くなることもあるので、事前確認がおすすめです。

商店街で地元の人と交わり、隠れた逸品を探す

観光地として知られるようになった小樽ですが、運河から少し離れた商店街には、今も地元の人たちの日常が息づいています。衣料品店、靴屋、生鮮食品店など、昔ながらの個人商店が立ち並ぶこの場所で買い物をするのは、また違った魅力を感じさせます。

商店街のお店の人と会話をしていると、その店の歴史や小樽の変遷、おすすめの品について、丁寧に教えてくれることが多いです。そうした交流の中で、ガイドブックには載らない、本当に良い品に出会えることもあります。衣料品は3,000円から8,000円程度、手工芸品はさらに幅広い価格帯で揃っています。多くの店は9時から18時の営業で、日曜や祝日でもやっている店が多いのが嬉しいところです。

季節限定の味覚と工芸品で、四季の移ろいを感じる

小樽は北海道の中でも、四季の変化が顕著な地域です。春は新緑、夏は爽やかな海風、秋は深い色合いの紅葉、冬は雪景色に包まれた運河——季節ごとに全く異なる表情を見せます。それに合わせて、ショッピングの楽しみ方も変わります。

冬の小樽は特に美しく、雪に覆われた石造の建物は、まるで異国のような雰囲気。この時期に立ち寄れば、冬限定のお菓子やホットドリンク、温かみのある手織り製品などが、より一層心を温めてくれるでしょう。秋には、北海道産の栗やかぼちゃを使った和菓子が店頭に並び、予算は一つ150円から400円程度。夏には冷たいドリンクと相性の良い涼しげなガラス製品が目立つようになります。季節ごとに何度も訪れたくなる、それが小樽というまちの魅力です。

小樽でのショッピングは、単に品物を買うだけではなく、この街の歴史や文化、そして季節の彩りに触れる時間です。運河の景色を眺めながら、懐かしさと新しさが融和した空間を歩く——そうした体験こそが、小樽を訪れる本当の価値なのだと思います。あなたも、心がときめくショッピングを求めて、小樽を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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Written by

加藤 真理

ショッピングライター

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