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札幌のご当地コスメ|北海道素材で作る美の秘密
ビューティー
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札幌のご当地コスメ|北海道素材で作る美の秘密

北の大地が育む肌美人の秘密

札幌の女性たちは肌がきれいだとよく言われます。その秘密は、北海道の豊かな自然環境と、古くから受け継がれてきた美容の知恵にあります。定山渓温泉に日常的に通い、豊平川と藻岩山の緑がもたらす澄んだ空気を吸い、二条市場で手に入る新鮮な食材で体の内側から整える——札幌美人ビューティールーティンは、特別なことをしているわけではなく、この土地の恵みを上手に活かしているだけなのです。

冬は積雪が多く氷点下が続き、夏は湿度が低く爽やかという独特の気候も、肌づくりに一役買っています。乾燥した冬の空気が保湿ケアへの意識を高め、夏の低湿度が皮脂コントロールを助ける。こうした環境に対応する中で、札幌の人々は自然と「地元素材で賢くケアする」スタイルを身につけてきました。人口約197万人を擁するこの北の都市で、北海道流の美の秘密をひも解いていきましょう。

温泉通いが基本のスキンケア

札幌美容文化の根幹にあるのが、温泉習慣です。市街地から車で約40分の定山渓温泉には、地元の女性たちが週2〜3回のペースで訪れます。日帰り入浴は800円〜1,500円、10回分の回数券なら7,000円〜12,000円とリーズナブルで、銭湯感覚で利用できるのが定着した理由のひとつです。

地元の方々が実践する入浴ルーティンは、まず掛け湯でじっくり体を慣らし、ぬるめの内湯に10分、露天風呂で5分、最後に再びぬるめの内湯で仕上げるという3ステップ。ポイントは「急がないこと」で、湯に体を慣らす時間が肌への負担を最小限に抑えます。洗顔は洗顔料を使わず温泉水だけで行うのが札幌流。弱アルカリ性の温泉成分が毛穴の汚れを浮かせ、天然の洗顔料代わりになるといいます。

湯上がりのケアもシンプルです。地元産の化粧水(1本1,500円〜2,500円)を惜しまずたっぷり肌に叩き込み、乳液で蓋をするだけ。余分なものを足さず、温泉ミネラルの力を最大限に活かす「引き算美容」が基本です。

地元食材で作る手作りパック

食の宝庫・北海道の食材は、そのままビューティーアイテムになります。札幌の美容通たちが日常的に実践しているのが、地元素材を使った手作りフェイスパックです。

最も手軽なのが、二条市場で手に入るはちみつを使ったハニーパック。大さじ1杯を顔に塗って10分置くだけで、濃密な保湿成分が肌の奥まで浸透します。北海道産のはちみつは500g 1,200円前後から手に入り、品質の高さは折り紙つき。アカシアやクローバーなど花の種類によって成分が異なるため、自分の肌質に合うものを選ぶのもひとつの楽しみです。

精米所で無料〜100円で入手できる米ぬかを使った美白パックも、古くから受け継がれてきた美容法です。清潔なガーゼに米ぬかを包み、水で湿らせて肌を優しく円を描くようにマッサージするだけで、くすみが取れてトーンアップを実感できます。また、地酒「男山」を精製水で2倍に薄めた手作り化粧水は、アミノ酸や麹菌の発酵成分が豊富で、ハリと透明感を与えてくれると評判です。

近年は地元の美容家が開催するDIYコスメワークショップ(参加費2,000円〜3,500円)も人気を集めています。リップバームやクリームを自分で作る体験は、旅の思い出にもなる一石二鳥の美容アクティビティです。

北海道素材の自然派コスメブランド

ここ数年、北海道の農業・林業・酪農と連携したローカルコスメブランドが次々と誕生しています。ラベンダーやカモミールなどの北海道産ハーブを使ったスキンケアシリーズ、十勝の牛乳成分を配合したボディミルク、昆布由来のフコイダンを使った美容液など、素材の個性を活かした製品が揃います。

大通・狸小路エリアにはナチュラルコスメのセレクトショップが数店あり、道内ブランドのオーガニックスキンケアが1,500円〜4,000円で購入できます。店頭スタッフは素材の産地や製法に詳しく、自分の肌悩みに合わせた提案をしてもらえるのも魅力です。「道産子が自分たちのために作ったコスメ」という安心感と誠実さが、観光客にも口コミで広がっています。

また、ドラッグストアやスーパーでも手軽に購入できる北海道ブランドのコスメが増えており、旅行者が立ち寄りやすい流通経路が整ってきているのも注目すべき点です。

体験で学ぶ札幌のビューティースポット

美容を体験しながら巡るスポットも充実しています。定山渓温泉の温泉水を使ったフェイシャルエステ(60分7,000円〜10,000円)は、施術後のツルツル感が格別で、リピーターが多いメニューです。北海道産ハーブオイルを使ったヘッドスパ(30分3,000円〜5,000円)を提供する美容院も市内各所にあり、頭皮ケアと合わせて髪の質感改善を実感できます。

豊平川沿いや藻岩山の緑を望む開放的なヨガスタジオでは、朝のモーニングヨガ(1回1,500円〜2,500円)が開催されています。インナービューティーを意識したプログラムが多く、深呼吸とストレッチで体の内側から整えることで、外側のケアとの相乗効果が生まれます。美容はスキンケアだけではなく、食・運動・睡眠の総合的なバランスが大切——そのことを体感できるのが、札幌での美容体験の特徴です。

持ち帰りたい、北海道コスメのお土産

旅の締めくくりとして欠かせないのが、コスメのお土産選びです。人気の北海道ビューティーアイテムは、温泉水配合のフェイスミスト(1,800円前後)、地元産ボタニカルエキス入りのハンドクリーム(1,200円前後)、日本酒成分を活かしたフェイスマスク(5枚入1,500円前後)の3点セット。合計4,500円ほどで揃えられ、自宅でも北海道の美を再現できます。

札幌駅構内のお土産ショップや新千歳空港でも購入できますが、より品揃えが充実しているのは大通エリアの専門店です。時間に余裕があれば、ぜひ実際に手に取って選んでみてください。スタッフのおすすめを聞きながら選ぶ時間そのものが、旅の豊かな記憶になるはずです。

北の大地が育んだ素材と知恵が詰まった札幌のコスメ文化は、これからもさらに進化を続けていくことでしょう。

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Written by

小林 拓也

アウトドアガイド

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