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犬・猫のマイクロチップ義務化完全ガイド2026|登録方法・費用・迷子対策の全知識
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犬・猫のマイクロチップ義務化完全ガイド2026|登録方法・費用・迷子対策の全知識

2022年6月から施行された改正動物愛護管理法により、ブリーダーやペットショップからの犬・猫の購入時にはマイクロチップの装着が義務化されました。既存の飼い犬・飼い猫については「努力義務」となっていますが、自治体ごとに啓発活動も活発化しており、マイクロチップへの注目が高まっています。本記事では、飼い主として知っておくべきマイクロチップの全情報を解説します。

マイクロチップとは?仕組みと安全性

マイクロチップとは、電子情報を記録した直径約2mm・長さ12mm程度の小さなチップです。専用のリーダーで読み取ると、固有の番号(15桁のISO規格番号)が確認でき、データベースに登録された飼い主情報を照合することができます。

電池不要・半永久的に機能 マイクロチップは自ら発電しません。リーダーからの電波(電磁誘導)を受けることで番号を発信する仕組み(パッシブRFID)のため、電池交換不要で半永久的に機能します。

安全性は高い 日本獣医師会は「マイクロチップの装着はペットへのリスクが極めて低い処置」としています。装着後に位置がずれる(マイグレーション)ケースが稀にありますが、健康への影響はほとんどないとされています。

GPSとの違い マイクロチップはリアルタイムの位置情報を追跡する機能はありません。保護施設や動物病院でリーダーを当てて初めて番号が確認されます。「GPSチップ」と混同しないよう注意が必要です。

マイクロチップ装着の方法と費用

マイクロチップは動物病院で専用の注射器を使って皮下に挿入されます。一般的には首の後ろ付近(肩甲骨の間)に装着されます。

痛みと所要時間 通常のワクチン注射と同程度の痛みがあります。特に麻酔は必要なく、処置自体は数秒で完了します。ただし動物の状態によっては鎮静処置を行うこともあります。

費用の目安 - マイクロチップ装着:3,000〜5,000円程度(動物病院によって異なる) - 環境省データベース(AIPO)への登録費用:1,000円(2026年現在の標準額) - 合計:4,000〜6,000円程度

地方自治体や動物愛護センターが主催する「マイクロチップ無料装着イベント」が開催されることもあるため、地元の情報を定期的に確認しましょう。

登録方法:環境省データベース(AIPO)への登録手順

マイクロチップを装着した後は、必ず飼い主情報をデータベースに登録する必要があります。日本では環境省が指定するデータベース「AIPO(犬と猫のマイクロチップ情報登録)」への登録が義務付けられています。

登録の流れ

Step 1: 動物病院での装着後 病院からマイクロチップ番号が記載された証明書を受け取ります。この番号は登録に必要な情報です。

Step 2: AIPOへのオンライン登録 環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録(AIPO)」サイト(microchip.env.go.jp)から登録手続きを行います。 - 飼い主の氏名・住所・連絡先を入力 - 動物の情報(犬or猫・犬種/猫種・生年月日・毛色)を入力 - 登録手数料を支払い(クレジットカード・コンビニ払い等)

Step 3: 登録証明書の受取・保管 登録完了後に登録証が発行されます。引越し・電話番号変更の際は必ず情報を更新してください。

既存の登録データベースとの統合

旧来のデータベース(JABA、ISIDSJなど)に登録していた場合も、AIPO への移管または二重登録が推奨されています。保護施設でのリーダー読み取り時に「登録なし」と表示されないよう、AIPOへの登録を確実に行いましょう。

マイクロチップが迷子・盗難防止に役立つ理由

毎年、全国の動物保護施設には数万頭もの犬・猫が収容されています。マイクロチップが登録されていれば、保護された際にリーダーで番号を読み取り、飼い主に連絡することが可能です。

実際の返還事例 東日本大震災・熊本地震等の災害時に、マイクロチップで飼い主が特定されて返還されたケースが多数報告されています。また、旅行中ペットショップなどからの逃走・盗難時にも、マイクロチップ情報が身元証明として機能します。

返還率の差 環境省のデータでは、マイクロチップ装着動物の返還率は未装着に比べて大幅に高い傾向が示されています。首輪や迷子札は脱落する可能性がありますが、体内のマイクロチップは外れません。

飼い主の義務と罰則

2022年6月以降、ブリーダー・ペットショップからの購入ペットについては、販売側がマイクロチップを装着して引き渡す義務があります。飼い主(購入者)は所有権移転の登録変更を行う義務があります。

既存ペットの飼い主は装着が「努力義務」ですが、引越しや電話番号変更の際の登録情報更新は法的義務です。怠った場合は罰則(30万円以下の罰金)の対象となる場合があります。

まとめ:マイクロチップはペットへの愛情の証

マイクロチップの装着と登録は、迷子・災害・盗難時にペットを取り戻す可能性を大幅に高める手段です。費用も1回限りで比較的安価であり、一生涯ペットを守る「身分証明書」となります。

未装着のペットの飼い主は、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。装着は数秒、登録はオンラインで完結します。大切な家族を守るための小さな一歩を踏み出してください。

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Written by

林 由美子

ペットライター・動物愛護アドバイザー

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