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熊本サイクリングフィットネス|熊本県を自転車で走る
フィットネス
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熊本サイクリングフィットネス|熊本県を自転車で走る

熊本は、サイクリングフィットネスの聖地といっても過言ではありません。雄大な阿蘇のカルデラ、清流が流れる菊池渓谷、整備された白川沿いのサイクリングロード——変化に富んだ地形と豊かな自然が、初心者から本格派まで幅広いサイクリストを迎え入れます。熊本市内は比較的平坦で走りやすく、少し足を延ばせば阿蘇の山岳コースや天草の海岸線コースへとアクセスできる好立地。阿蘇くまもと空港からリムジンバスで市内まで約50分、レンタサイクルを借りてそのまま走り出せる環境が整っています。夏の阿蘇は標高のおかげで都市部より5〜8℃ほど涼しく、冬も比較的温暖な熊本では、一年を通じてサイクリングフィットネスを楽しめます。

白川サイクリングロードで基礎トレーニング

熊本市内でのサイクリング入門として最適なのが、白川沿いに整備されたサイクリングロードです。熊本駅から徒歩10分の河川敷をスタート地点に、上流へ向かう片道約8キロの専用コースが続きます。路面はほぼフラットで初心者でも安心。1キロごとに距離標識があり、ペース管理がしやすいのも特徴です。500メートルおきに休憩スペースと水飲み場が設置されているため、補給しながら無理なく走れます。

フィットネス目的で走るなら、往復16キロのコースを70〜80%の強度で走り続けるエンデュランス走がおすすめ。心拍数を130〜150bpm程度に維持することで、脂肪燃焼効率が高まります。所要時間は平均的なペース(時速18〜20km)で約50〜60分。カロリー消費は体重60kgの場合で400〜500kcal程度です。早朝6時台は地元のサイクリストが多く、コミュニティとして交流しながら走れる雰囲気もあります。

阿蘇山岳サイクリングで本格的な負荷トレーニング

熊本駅から車で約1時間、阿蘇は全国屈指のヒルクライムコースが揃うエリアです。代表的なのが「ミルクロード」と呼ばれる県道339号線。標高800〜900mの草原地帯を走る全長約40kmのルートで、起伏はあるものの極端な急坂が少なく、景観を楽しみながら走れます。阿蘇山の外輪山を縦走する「外輪山一周ルート(約75km)」は、獲得標高1,500m超の本格的な負荷トレーニングコース。完走すれば消費カロリーは2,000〜2,500kcalに達し、週末の集中トレーニングとして非常に効果的です。

初心者が阿蘇でサイクリングするなら、「草千里ヶ浜」周辺の短距離ルート(往復約10km)から始めるのがベター。阿蘇火山博物館前に無料駐車場があり、レンタサイクルは阿蘇駅前で1日2,000〜3,500円程度で借りられます(電動アシスト付きも有)。熊本市内からJR豊肥本線で阿蘇駅まで約1時間(片道1,140円)とアクセスも便利です。

菊池渓谷・菊池サイクリングコース

熊本市内から北東へ約40km、菊池渓谷を起点とする「菊池サイクリングコース」は、清流と森林浴を同時に楽しめる全長約30kmのルートです。高低差が比較的少ないため、ロードバイクでもクロスバイクでも走りやすく、平均速度15km/hでも約2時間でコンプリートできます。

特に秋(10〜11月)は紅葉が川面に映り込む絶景の中を走れることから、県外からもサイクリストが集まります。沿道には道の駅「旭志」があり、地元産のみかんやフルーツを補給食として購入できます。タンパク質補給には、菊池市内の食堂で食べられる郷土料理「だご汁」がおすすめ。野菜と小麦粉を練った団子が入ったスープは、長距離ライド後の筋肉回復を助けます。

レンタサイクルと装備の選び方

熊本でのサイクリングフィットネスを始めるにあたり、まずレンタサイクルの選択肢を把握しておきましょう。熊本駅周辺には複数のレンタサイクル店があり、クロスバイク(1日1,500〜2,500円)、ロードバイク(1日3,000〜5,000円)、電動アシスト付き(1日2,000〜3,500円)から選べます。熊本城周辺ではシェアサイクル「ちゃりんこ倶楽部」が利用可能で、30分165円から乗り捨てもできます。

持参すると便利な装備は、ヘルメット(レンタル可だが衛生面から自前推奨)、グローブ、パッド付きサイクルパンツ、サイクルコンピューター(またはスマホホルダー)、補給食(エネルギーバー・ジェル)、携帯工具と予備チューブです。日焼け止めは必須。熊本の夏は紫外線が強く、長距離ライドでは露出部分が焼けやすいため、SPF50以上を走行前にしっかり塗布しましょう。

運動後のリカバリープラン

サイクリング後のリカバリーも、フィットネスの重要な一部です。熊本には阿蘇内牧温泉や黒川温泉など、名湯が点在しています。内牧温泉は阿蘇のサイクリングコースから近く、日帰り入浴500〜800円で筋肉疲労を回復できます。炭酸水素塩泉は疲労回復によいといわれ、ライド後の入浴に取り入れる人もいます。

栄養補給には熊本名物を活用しましょう。馬刺しは100gあたりタンパク質が約20g、脂質が少なく、運動後の栄養補給に向いた食材といわれます。熊本市内の居酒屋では1人前1,000〜1,500円程度で食べられます。炭水化物補給には「太平燕(タイピーエン)」(春雨を使った具だくさんスープ麺)が人気で、運動後の炭水化物補給に向いています。熊本でのサイクリングフィットネスは、運動・絶景・食・温泉を一度に堪能できる、類まれなアクティビティです。

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Written by

山田 太郎

トラベルライター

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