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北海道の大地に根ざし、明治時代から続く日本屈指の総合大学・北海道大学。「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」という4つの建学の理念を掲げ、北の大地から世界へと研究者・専門家を輩出し続けている。札幌市北区に広がるキャンパスは国内最大級の規模を誇り、学問の自由と豊かな自然環境が融合した唯一無二の学びの場だ。
140年以上の歴史が育む学問の厚み
北海道大学の前身は、1876年(明治9年)に開学した札幌農学校にさかのぼる。「Boys, be ambitious!」の言葉で知られるウィリアム・スミス・クラーク博士が初代副校長として赴任し、農学・理学・語学を一体として教えるリベラルアーツ型教育を日本に根付かせた。その後、東北帝国大学農科大学、北海道帝国大学を経て、1947年に北海道大学として新制大学へと移行。140年以上の歴史の中で積み重ねてきた研究蓄積と教育の質は、国内トップクラスの評価を受けている。
特筆すべきは、ノーベル賞受賞者を輩出していることだ。2010年にはクロスカップリング反応の開発でノーベル化学賞を受賞した鈴木章名誉教授が在籍しており、その研究の一部はまさに北大の環境で育まれた。こうした実績が示すように、基礎研究への真摯な姿勢は北海道大学のDNAとして受け継がれている。
幅広い学部・大学院と充実したカリキュラム
北海道大学は現在、文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・歯学部・薬学部・工学部・農学部・獣医学部・水産学部・環境科学院など、多彩な学部・研究科を擁する総合大学だ。文系から理系・医療系・農水産系まで幅広い専門分野をカバーしており、学際的な研究・学習が行いやすい環境が整っている。
1年次には「総合教育部」と呼ばれる全学共通の教養教育課程があり、専門に進む前に幅広い知識と思考力の基盤を培う。語学教育にも力を入れており、英語をはじめとする外国語教育が充実している。また、国際交流の観点からダブルディグリープログラムや短期留学プログラムも整備されており、在学中に海外大学で学ぶ機会を得やすい体制が整っている。
医学部・歯学部・獣医学部では、大学附属病院との連携による臨床実習が充実しており、早期から現場に近い形で学べるのも特徴のひとつだ。農学部・水産学部は北海道の広大な自然や農業・漁業の現場と直結した実践的な教育が行われており、フィールドワーク重視の学びが魅力となっている。
国内最大級!ポプラ並木に象徴されるキャンパス環境
北海道大学のキャンパスは、東京ドーム約38個分に相当する約177ヘクタールという広大な敷地に広がる。その中でも特に有名なのが、秋には黄金色に輝くポプラ並木だ。1903年に植えられたこの並木は、北大の象徴として多くの市民・観光客にも親しまれており、キャンパスを散策するだけで訪れる価値がある場所となっている。
キャンパス内には「北大の森」と呼ばれる自然林も存在し、エゾリスやキタキツネが姿を見せることもある。こうした自然豊かな環境は、農学・環境科学・フィールドサイエンスといった学問分野のフィールドワークに直接活用されるだけでなく、学生の日常的なリフレッシュの場としても機能している。
施設面では、附属図書館・医学図書館をはじめとする複数の図書館が整備されており、蔵書数は膨大だ。最新の実験設備を備えた研究棟や、スポーツ施設・学生寮なども充実しており、学習環境・生活環境ともに高い水準にある。また、博物館(北海道大学総合博物館)は一般公開されており、大学の研究成果や標本コレクションを広く社会に還元している。
進路・就職実績と研究成果
北海道大学の卒業生・修了生は、官公庁・大手企業・医療機関・研究機関など多岐にわたるフィールドで活躍している。就職率は高く、理系学部では大学院進学者も多い。特に医学・歯学・薬学・獣医学部では国家資格取得を経て専門職として活躍する卒業生が大半を占める。
研究面では、低温科学研究所・遺伝子病制御研究所・電子科学研究所など、全国共同利用・共同研究拠点に指定された附置研究所を複数もつ。北海道という地の利を活かした寒冷地科学・農水産・環境研究は特に強みがあり、国際的な研究ネットワークのハブとしても機能している。産学連携にも積極的で、道内外の企業・自治体との共同研究プロジェクトが数多く展開されている。
札幌市中心部へのアクセスと地域との結びつき
北海道大学のキャンパスは、北海道の中心都市・札幌市の北区に位置している。JR札幌駅から徒歩約10分、地下鉄南北線「北12条駅」や「さっぽろ駅」からもアクセスしやすい。都市の中心近くにありながら、これほどの緑豊かな空間が広がっているのは全国的にも珍しく、学生は都市の利便性と自然環境を同時に享受できる。
近隣には大学生向けのアパート・飲食店・書店などが充実しており、一人暮らしを始める学生にとっても生活しやすい環境だ。北大祭(学園祭)は毎年多くの市民が訪れる札幌の風物詩となっており、大学が地域に開かれた存在として根付いていることがよくわかる。北海道を代表する知の拠点として、道内外から学ぶ意欲ある学生を広く受け入れている。
交通
北海道札幌市北区北17条西8
營業時間
預算