
GALLERY
山口県宇部市に佇む「宇部72カントリークラブ 江畑池コース」は、世界的なコース設計家の手による戦略性と自然美を兼ね備えた本格派ゴルフコースです。広大な丘陵地に刻まれた18ホールは、訪れるゴルファーに忘れがたい体験をもたらします。
コースの誕生と歴史的背景
宇部72カントリークラブ 江畑池コースは、2000年11月に正式オープンを迎えました。オープンのタイミングは、宇部興産オープンゴルフトーナメントの翌日という象徴的な日取りで、その名称が示すように宇部地域における産業と文化の融合を体現するコースとして産声を上げました。
そして翌2001年には、早くも宇部興産オープンゴルフトーナメントの舞台として採用されるという快挙を成し遂げます。開場からわずか1年足らずでプロトーナメントを開催するという実績は、このコースの完成度の高さを如実に物語っています。宇部興産オープンは日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催する国内屈指の伝統あるトーナメントであり、そこでの開催実績はコースのステータスをひときわ高めました。
コースの開発にあたっては、地域の豊かな自然環境を最大限に保全するという理念が根底に流れています。安易な開発ではなく、山口県の里山が育んできた生態系や景観を守りながらも、世界水準のゴルフコースを実現するという高い志のもとに設計が進められました。
ロバート・ボン・ヘギー氏が描いた設計哲学
このコースの最大の個性は、「池をからめたコースデザインの魔術師」として名高いロバート・ボン・ヘギー氏の手による設計にあります。ヘギー氏は水辺の景観とゴルフホールとを有機的に結びつける手法を得意とし、世界各地で独創的なコースを生み出してきた設計家です。
総面積67万坪という広大な丘陵地を舞台に、ヘギー氏があえて選択したのは18ホールのみとするというレイアウトでした。ホール数を絞ることで1ホールごとのスペースをゆったりと確保し、自然地形を余すことなく活かした豪快なデザインが実現しています。詰め込み式の設計ではなく、各ホールにそれぞれの個性と物語を持たせるという設計思想が、このコースに他にはない奥深さを与えています。
個性的な地形や湿地帯、水辺の景観はあえて手を加えずにそのまま生かしつつ、フラットな地形にはアーティフィシャルな造形を加えることで、フェアウェイのアンジュレーションが光と影の神秘的なコラージュを創り出しています。戦略性と美しさという相反しがちな2つのテーマを極限まで追求した結果として、このコースは誕生しました。
攻略の醍醐味とコースの見どころ
江畑池コースの魅力を語るうえで欠かせないのが、随所に配置された池です。名前にも冠された「江畑池」をはじめとする複数の水域が、ホールのいたるところでゴルファーの前に立ちはだかります。この水のハザードは単なる障害物ではなく、コース全体の視覚的なアクセントとしても機能しており、水面に映り込む山口の空と緑のコントラストは息を呑む美しさです。
深い戦略性に富んだレイアウトは、どのクラブを選択するか、どのラインを狙うかという判断を常にゴルファーに迫ります。ティーインググラウンドに立つたびに新しい課題が目の前に提示されるため、18ホールを通じて飽きることなく集中力を保てるのもこのコースの特長です。
アマチュアからアドバンスドプレーヤーまで幅広いゴルファーが楽しめるよう、複数のティーイングエリアが設定されており、スコアカードの数字には表れないコースマネジメントの奥深さを思い知らされます。一度ラウンドしただけでは全貌をつかみきれない懐の深さが、リピーターを引きつけてやまない理由のひとつです。
四季折々の自然美と楽しみ方
山口県の温暖な気候と豊かな緑に育まれた江畑池コースは、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
春には新芽が萌え出る淡い若葉色がフェアウェイを縁取り、ツツジや山桜が随所に彩りを加えます。空気が澄み渡り、プレー環境として最も快適な季節のひとつです。夏は濃い緑が深まり、丘陵地特有のさわやかな風がコースを渡ります。山口の夏は日差しが強いものの、木立に囲まれたホールでは自然の木陰が涼しさをもたらし、早朝スタートのプレーは格別の爽快感があります。
秋は紅葉の季節。コース内の雑木林が黄や赤に染まるころ、水面に映り込む紅葉の景色はゴルフコースとは思えない幽玄な美しさを演出します。ゴルフを楽しみながら山口の秋景色を満喫できる贅沢なひとときです。冬は落葉後の見通しのよさがコース全体の構造を明確にし、普段とは異なる戦略が求められます。霜が降りた朝のフェアウェイもまた、このコースならではの風情です。
アクセスと周辺情報
宇部72カントリークラブ 江畑池コースへのアクセスは、山口宇部有料道路の阿知須インターチェンジが起点となります。山口宇部空港からも程近い立地にあり、県外からのゴルファーも飛行機を利用して訪れやすいのが利点です。宇部市内からも車でのアクセスが容易で、山口市や防府市といった周辺都市からも日帰りでのラウンドが十分に可能です。
周辺エリアには山口県ならではの観光スポットが点在しています。秋吉台と秋芳洞は日本最大級のカルスト台地と鍾乳洞として名高く、コースからも比較的アクセスしやすい距離にあります。また山口市内には国宝・瑠璃光寺の五重塔をはじめとする歴史的建造物が数多く残り、ゴルフと観光を組み合わせた旅程を組みやすい地域です。宇部市内には宇部興産などの企業城下町として発展した歴史を持つ独自の文化と食文化があり、ラウンド後の食事や観光も充実しています。
ゴルフの腕前を問わず、山口の自然と本格的なコース設計の妙を同時に楽しめる宇部72カントリークラブ 江畑池コース。プロトーナメントの舞台となった由緒ある18ホールで、ぜひ忘れられない一日を過ごしてみてください。
交通
山口宇部有料道路阿知須
營業時間
預算
RELATED SPOTS
相關景點(3個)


