
GALLERY
伊豆半島の懐深く、海抜1,000メートルの高原に広がる天城高原ゴルフコース。日本を代表するコース設計家・井上誠一氏が「世界中の名コースのなかでもこれ以上立地条件に恵まれたところは見当たらない」と語ったこの地は、緑濃い原生林と澄み切った高原の空気に包まれた、ゴルフ愛好家ならば一度は訪れたい特別な舞台です。
名匠・井上誠一が遺した集大成のコース
天城高原ゴルフコースを語るうえで欠かせないのが、設計者・井上誠一氏の存在です。井上氏は日本のゴルフコース設計の草分けとして数多くの名コースを手がけた巨匠であり、国内外の著名コースを訪ね歩いて蓄えた30数年にわたる経験と見識を、この天城高原に注ぎ込みました。「体験と見聞の集大成」と自ら語ったこのコースは、18ホールズ・6,780ヤードのチャンピオンコースとして完成。約40万坪という広大な自然の中に、人工的な作為を感じさせることなくホールが点在し、自然と一体化したレイアウトが今なおゴルファーを魅了し続けています。
設計にあたって井上氏は、この高原の豊かな地形と原生林を最大限に活かすことにこだわりました。切り開かれた土地を整地してコースを作るのではなく、もともとの地形の起伏や木々の配置を尊重しながらホールを描いていく手法は、完成後も「そこにあって当然のコース」という印象を与えます。設計者みずからがその立地の希少性を認めた言葉は、コースが誕生して以来、訪れるゴルファーへの最高の誘い文句となっています。
海抜1,000メートルが生み出す、夏も涼しい快適なプレー環境
天城高原ゴルフコース最大の魅力のひとつが、その標高から生まれる気候の快適さです。海抜1,000メートルという高原に位置するため、真夏でも平地より気温が大幅に低く、爽やかな高原の風が常にプレーヤーを包みます。日本の夏は蒸し暑さが厳しく、多くのゴルフ場では暑さとの戦いを余儀なくされますが、天城高原では汗をぬぐいながらカートに飛び乗る必要はありません。木陰から吹き抜ける涼風のなか、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながらのラウンドは、まさに別世界の体験です。
また、高原特有の透明度の高い空気は視界を遠くまで広げ、コースのレイアウトを見渡す爽快感もひとしおです。平地のゴルフ場とは明らかに異なる空気の軽さと清らかさが、プレーそのものの集中力を高め、スコア以上の充実感をもたらしてくれます。夏のゴルフが苦手な方にこそ、ぜひ一度訪れていただきたい場所です。シーズン中はプレー後も体への負担が少なく、翌日の仕事や旅の続きにも響きにくいのも、高原ゴルフならではのうれしい特徴です。
四季折々の表情:伊豆の原生林が彩るコース
約40万坪に及ぶ広大な敷地を包む伊豆の原生林は、季節ごとに異なる表情でゴルファーを出迎えます。春には萌え出づる若葉がコースを淡い緑に染め、生命力あふれる季節の始まりを告げます。初夏になれば木々は深みのある濃緑に変わり、涼しい高原の空気とあいまって別天地のような空間が広がります。
秋は特に見逃せない季節です。ブナやミズナラなどの広葉樹が紅葉・黄葉し、コース全体がまるで錦絵のような美しさに包まれます。フェアウェイを歩くたびに足元で落ち葉がそっと音を立て、遠くの山並みも秋色に染まる景色は、スコアのことを一瞬忘れさせるほどの感動があります。冬場は積雪によってクローズとなる期間もありますが、シーズンオフには静寂に包まれた高原の姿もまた格別の美しさを持ちます。どの季節にプレーしても、自然の移ろいを全身で感じながらゴルフができるのは、この高原ならではの贈り物です。
コースの見どころ:戦略性と自然美の融合
18ホール・6,780ヤードのチャンピオンコースは、井上誠一氏の設計哲学「自然を活かし、自然に挑む」を体現しています。起伏に富んだ高原地形を巧みに利用し、フラットなホールはほとんどありません。アップダウンの激しいフェアウェイ、原生林が迫るトリッキーなドッグレッグ、深く鋭いバンカーなど、あらゆるショット技術が試される設計は、ベテランゴルファーにとっては腕の見せ所、挑戦を楽しみたいゴルファーにとっては格好のチャレンジコースとなっています。
特に後半ホールは高原の地形変化が顕著で、戦略的な思考が求められる場面が続き、スコアカードとコースとの駆け引きが楽しめます。随所に配置されたバンカーや池は単なるハザードに留まらず、コースの景観の一部として自然に溶け込んでいます。プレー中は常に「次のショットをどう組み立てるか」という知的な楽しさがあり、ラウンドが終わった後も「あのホールはこう攻めれば良かった」と会話が弾む、奥深いコースです。
アクセスと周辺の楽しみ方:伊豆観光とあわせて
天城高原ゴルフコースへは、伊豆急行線の伊豆高原駅が最寄り駅で、駅からタクシーまたは車で約15〜20分ほど。首都圏からは東名高速道路・厚木ICから伊豆縦貫自動車道を経由して約2〜2.5時間が目安で、日帰りでも十分訪れることができる距離にあります。マイカーはもちろん、新幹線と在来線を乗り継ぐルートでもアクセスしやすく、遠方からの旅行者も計画が立てやすいのが魅力です。
ゴルフの後は、伊豆半島ならではの豊かな観光を楽しむことができます。天城山の自然散策路、川端康成の小説「伊豆の踊子」で知られる浄蓮の滝、修善寺や熱海・伊東などの名湯が車で1時間圏内に点在しています。プレー後に温泉で疲れを癒し、新鮮な海の幸を味わう伊豆の旅は、ゴルフトリップの醍醐味をひと通り堪能できる贅沢なプランです。宿泊施設も周辺に豊富にあり、1泊2日でのんびりとした旅程を組む方も多く、リピーターが絶えない理由のひとつとなっています。ゴルフと観光、そして温泉という伊豆の三拍子を存分に楽しめる拠点として、天城高原ゴルフコースは今も多くのゴルファーに愛され続けています。
交通
伊豆スカイライン天城高原
營業時間
預算
RELATED SPOTS
相關景點(3個)


