東京・広尾に広がる緑豊かなキャンパスで、日本有数のリベラル・アーツ教育を実践する聖心女子大学。戦後の新制大学として歩みを始めて以来、「真の教養人」を育てるという建学の精神を一貫して守り続けている、女子大学の名門です。
リベラル・アーツ教育が根幹にある学びの哲学
聖心女子大学の最大の特色は、創立以来ぶれることなく守り続けてきた「リベラル・アーツ教育」にあります。リベラル・アーツとは、特定の専門知識を詰め込むのではなく、幅広い教養・柔軟な思考力・的確な判断力を総合的に養う教育のこと。同大学ではこれを単なるスローガンではなく、カリキュラム全体に織り込んだ形で実践しています。
「Be independent. Be intelligent. Be cooperative.」という言葉が示すように、自立した知性を持ち、他者と協働できる人材を育てることが同大学の目指すゴールです。変化の激しい現代社会においても、自ら考え、行動できる力を身につけることを最優先に据えた教育方針は、就職後や大学院進学後も長く生き続ける「本物の学力」を育みます。文部科学省の「私立大学等改革総合支援事業」に3年連続で選定されており、その教育改革への取り組みは国からも高く評価されています。
現代教養学部の学科構成と学べる内容
同大学の学部は現代教養学部一学部制を採用しており、その中に複数の学科が設置されています。史学科では日本史・東洋史・西洋史などのコースを通じて歴史を多角的に学ぶことができ、日本史演習では学外研修なども実施。教育学科では教育の本質や子どもの発達について深く考えながら教員免許取得を目指すことができます。国際交流学科では語学力と国際的な視野を磨き、フランス語や英語などを軸とした多言語・異文化理解の教育が行われています。
また、大学院には人文社会科学研究科と人間科学専攻が置かれており、史学・文学・人文学などの専攻で修士・博士課程まで学び続けることが可能です。学部から大学院まで一貫した学術的環境が整っており、研究者を目指す学生にとっても充実した環境が用意されています。
重要文化財が息づく唯一無二のキャンパス環境
聖心女子大学のキャンパスは、東京都渋谷区広尾という都心に位置しながらも、豊かな緑と歴史的建造物に囲まれた別世界のような空間です。キャンパス内には国の重要文化財に指定された旧久邇宮邸(通称:パレス/クニハウス)が現存しており、春と秋には一般公開も行われています。近代日本の宮家ゆかりの建物が現役の大学施設として活用されているという事実は、他の大学ではなかなか見られない特別な魅力です。
2026年度には学生食堂「THE HEART TABLE」が学生主導のもとリニューアルオープンするなど、キャンパスの設備面も着実に進化を続けています。また、子育て支援室「マーガレットルーム」が設置されており、学内外の子育て世代を対象にしたプログラムも定期的に開催されています。大学が地域コミュニティとつながり、社会と共に歩む姿勢は、聖心女子大学のキャラクターをよく表しています。
グローバルな視野と地域・社会との連携
国際交流の面でも積極的な取り組みが続いています。ネパールナショナルカレッジとの連携による持続可能な社会をテーマにした研修など、アジアを含むグローバルな視点での教育活動が実施されています。また、「USHひとづくり・まちづくりボランティア in 南相馬」として東日本大震災の被災地への継続的な復興支援活動も行われており、社会への貢献意識を育む教育の一環として位置付けられています。
日本語教員課程では毎週金曜日に「Free Japanese Class」を開講するなど、留学生や地域の方々と学生が共に学ぶ機会も設けられています。国際性と地域性の両方を大切にしながら、学生が社会とリアルに関わる場が豊富に用意されているのが聖心女子大学の強みのひとつです。
アクセスと対象者
最寄り駅はJR・東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」から徒歩約15分、または東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩約5分。外苑西通り沿いに位置し、広尾の閑静な住宅街の中に溶け込むように建つキャンパスへのアクセスは比較的容易です。渋谷や六本木といった都心エリアにも近く、博物館・美術館・国際機関なども徒歩圏内にあり、学外での学習機会にも恵まれた立地です。
聖心女子大学は、専門知識だけでなく人間としての幅広い素養を身につけたい女子学生に特におすすめの大学です。少人数制のきめ細かな指導、歴史的キャンパスの落ち着いた環境、そして社会と深くつながる教育プログラムは、「本質的な学び」を求める人にとって理想的な場所といえるでしょう。オープンキャンパスや施設見学を通じて、その雰囲気を実際に体感してみてください。
交通
恵比寿駅から徒歩圏内
营业时间
预算