東京・麻布台ヒルズの地下に広がる、チームラボボーダレス。デジタルアートの境界を取り払い、訪れる人を非日常の世界へと誘う、唯一無二のミュージアムです。東京屈指の体験型アートスポットとして、国内外から多くの来場者が足を運びます。
「地図のないミュージアム」という革命的なコンセプト
「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」は、アートコレクティブ・チームラボが手がける、世界でも類を見ない没入型デジタルアートミュージアムです。2024年に麻布台ヒルズのガーデンプラザB地下1階へと移転リニューアルし、新たな姿で東京のアート界に登場しました。
このミュージアムが最も重視するのが「ボーダレス(境界なし)」という概念です。通常の美術館では、各作品が独立した空間に展示され、鑑賞者はそれを順路に沿って見て回ります。しかしここでは、そのような常識がすべて覆されます。作品が部屋の壁を超えて移動し、隣の作品と関係し合い、影響を受け合い、時には混ざり合う。そうした「境界のない」アートの集合体が、ひとつの巨大な世界を形成しているのです。
決まった順路も、定められた地図も存在しません。来場者は自らの意思と直感を頼りにミュージアム内をさまよい、思わぬ場所で思わぬアートと出会う。その偶発的な体験こそが、チームラボボーダレスの真髄といえます。
身体ごと没入するアート体験
チームラボボーダレスの最大の魅力は、作品を「見る」のではなく「体験する」ことにあります。光と映像と音が一体となった空間は、来場者の動きや存在に反応し、リアルタイムで変化し続けます。自分がその場に立つことで、アートの一部になる——そんな感覚を全身で味わえるのが、このミュージアムならではの体験です。
たとえば、床から天井、壁まで一面を包む映像は、見渡す限りの自然や宇宙、幻想的な世界を映し出します。来場者が触れたり、近づいたりすることで映像が変化し、まるで自分の存在が世界に影響を与えているかのような錯覚に陥ります。アートと鑑賞者の境界が溶け合い、どこまでが作品でどこからが現実なのかわからなくなるような、不思議な感覚を体験できるでしょう。
グーグルの口コミ評価は4.6(27,431件)と非常に高く、「一生に一度は来るべき場所」「言葉では表現できない体験」といった声が数多く寄せられています。その評価は、体験した人だけが理解できる感動の深さを物語っています。
麻布台ヒルズという新たな舞台
2024年にチームラボボーダレスが新たな拠点として選んだのは、2023年にオープンした複合施設「麻布台ヒルズ」の一角です。東京タワーを望む絶好のロケーションに建つ麻布台ヒルズは、オフィス、住宅、ホテル、商業施設が一体となった東京最新の大規模開発プロジェクト。その地下に位置するガーデンプラザBのB1フロアに、チームラボボーダレスは新施設を構えています。
最寄り駅は東京メトロ日比谷線の神谷町駅(徒歩約5分)や、都営三田線・東京メトロ南北線の六本木一丁目駅(徒歩約7分)。また、JR・都営地下鉄浅草線・東京メトロ銀座線の新橋駅からもアクセス可能で、バスや徒歩での来訪も選択肢に入ります。複数路線からのアクセスが便利なため、都内各所からも訪れやすい立地です。
施設内は地下空間ながら、開放感あふれる設計が特徴的。麻布台ヒルズ全体の洗練された雰囲気と相まって、ミュージアム訪問前後に施設内のレストランやショップを楽しむ観光客も多く見られます。
訪問前に知っておきたい実用情報
チームラボボーダレスを存分に楽しむためには、事前の準備が重要です。まず、チケットは公式ウェブサイト(https://www.teamlab.art/jp/e/tokyo/)からの事前購入を強くおすすめします。人気施設のため当日券は入手困難な場合も多く、特に休日や繁忙期は早めの予約が必須です。
館内は薄暗い空間や足場が不安定な場所もあるため、歩きやすいフラットな靴での来館が推奨されています。また、作品によっては光の強弱が激しいものもあるため、光過敏症の方は事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
撮影については基本的に許可されているため、スマートフォンやカメラを持参して自由に撮影を楽しめます。ただし、フラッシュ撮影や三脚の使用は禁止されているので注意が必要です。滞在時間は人によって異なりますが、全作品をじっくり体験するには2〜3時間程度を見ておくとよいでしょう。
チームラボが描く、アートの未来
チームラボボーダレスを運営するチームラボは、エンジニア、数学者、建築家、アニメーターなど様々な専門家で構成されたアートコレクティブです。テクノロジーとアートを融合させた独自の表現は、世界中の美術関係者や一般来場者から高い評価を受けており、ニューヨーク、ロンドン、上海など世界各地でも展覧会を開催しています。
麻布台ヒルズのチームラボボーダレスは、その中でも旗艦施設として位置づけられており、チームラボのアートの集大成ともいえる規模と完成度を誇ります。デジタル技術が自然や生命、宇宙といった普遍的なテーマとどう向き合えるかを問いかける作品群は、見る人の想像力を刺激し、深い感動と気づきをもたらしてくれます。
観光で東京を訪れるなら、ぜひ日程に組み込みたい場所のひとつ。一度体験すれば、デジタルアートと人間の関係について、これまでとは異なる視点を持てるかもしれません。問い合わせは電話番号(03-6230-9666)または公式サイトから。非日常の体験を求めるすべての人に、心からおすすめできるミュージアムです。
交通
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」5番出口から地下通路で徒歩2分 東京メトロ丸ノ内線「赤坂見附駅」4番出口から徒歩約6分
营业时间
8:30〜21:00(最終入館: 閉館1時間前) 定休日: 4月7日、5月19日、6月10日、16日、23日、30日
预算
大人(18歳以上) ¥3,600、高校・中学生 ¥2,800、子供(4-12歳) ¥1,500、3歳以下 無料、障害者割引 ¥1,800