甲府駅から徒歩わずか6分。舞鶴城のほど近くに、看板もひっそりとした隠れ家のように佇む和ダイニング「たん焼 与平」がある。知る人ぞ知る牛たん料理の名店として、地元の食通から厚い支持を集める一軒だ。
看板料理「たんしゃぶ」の唯一無二のおいしさ
与平の真骨頂は、なんといっても名物の「たんしゃぶ」。牛たんをしゃぶしゃぶで楽しむというスタイルは、全国的にも珍しく、まさにこの店でしか味わえない逸品だ。厳選された上質な牛たんは、薄くスライスされてもとろけるような食感を保ち、だし汁にくぐらせるだけで口の中でほろりとほどける。
このたんしゃぶの魅力をさらに引き立てるのが、一緒に提供される個性豊かな野菜たち。秋田から直送される三関せりや、山梨県産のオカワカメなど、一般的な飲食店ではなかなかお目にかかれない希少な食材が惜しげもなく使われている。三関せりはシャキシャキとした独特の歯ごたえと清々しい香りが牛たんの旨みと見事に調和し、オカワカメはヌメリと栄養価の高さで知られる山梨ならではの食材だ。仕上げに添えられる特製の黄身ポン酢のタレがさっぱりとした後味をもたらし、最後の一口まで飽きることなく楽しめる。
牛たんは「お刺身」でも提供されており、火を通さないからこそ際立つ柔らかさと繊細な風味を堪能できる。火入れの技術と鮮度管理が問われる一皿だけに、素材への自信の表れといえるだろう。
四季を映す創作料理の数々
与平の魅力は牛たん料理だけにとどまらない。季節の移ろいとともに変わる創作料理の数々が、リピーターを何度も引き寄せる理由のひとつになっている。
いちじくの天ぷらや和風カッペリーニなど、和と洋の境界を軽やかに越えるメニューは、旬の野菜や食材を最大限に活かした独自の発想から生まれる。山梨という土地が育む豊かな食材を丁寧に調理し、見た目にも美しい小皿料理として提供されるスタイルは、まるで懐石料理の趣がある。訪れるたびに新しい料理と出会えるため、何度足を運んでも「初めて来た感覚」で楽しめると常連客の間でも評判が高い。
コースメニューも充実しており、接待や記念日など改まった場での利用にも対応している。料理とともにドリンクメニューも幅広く揃っており、食事の進み具合やシーンに合わせて柔軟に選べるのも嬉しい。
隠れ家のようなシックな店内空間
店の入口には看板が掲げられておらず、初めて訪れる人はやや戸惑うかもしれない。しかしそれこそが与平の「隠れ家らしさ」を演出する意図的な仕掛けで、扉を開ければ、日常の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた和の空間が広がる。
店内はカウンター8席とテーブル9席の計17席というコンパクトな構成。カウンターはL字型に配置されており、調理する手元を間近に感じながら食事を楽しめるライブ感がある。シェフとの自然な会話が生まれやすい距離感も、カウンター席ならではの醍醐味だ。全席禁煙(店外に喫煙スペースあり)で、タバコの煙を気にせずに料理の香りをしっかりと堪能できる環境が整っている。
席数が限られているだけに、予約をしてから訪れるのが確実だ。特に週末や記念日シーズンは早めの予約が望ましい。
こんなシーンにおすすめ
与平は、さまざまな特別なシーンにぴったりの店だ。静かで落ち着いた空間と丁寧な料理は、ビジネス上の接待の場として申し分ない。取引先との食事や上司との会食など、きちんとした印象を与えたい場面で重宝される。
誕生日や結婚記念日などのお祝いの席としても最適で、事前に相談すれば特別な対応をしてもらえる可能性もある。また、少人数でゆっくりと大人の時間を過ごしたいカップルや、旅先での特別なディナーを求める旅行者にも向いている。
クレジットカードが利用可能で、QR決済はPayPayに対応。駐車場も5台分確保されており、車でのアクセスも問題ない。
アクセスと周辺観光情報
JR中央本線・甲府駅から徒歩約6分という立地は、電車でのアクセスにも大変便利だ。住所は山梨県甲府市中央2-5-27 1Fで、舞鶴城(甲府城跡)のすぐそばに位置している。
舞鶴城公園は甲府を代表する史跡で、散策しながら歴史の余韻に浸るのに最適なスポット。城跡からは甲府盆地を一望でき、晴れた日には富士山の雄姿を遠望できることもある。夕暮れ時に舞鶴城を訪れてから与平で夕食を楽しむという流れは、甲府観光の理想的なコースとして旅行者にもおすすめしたい。
また、甲府周辺には武田神社や山梨県立美術館、昇仙峡など魅力的な観光スポットが点在しており、一日かけて山梨を巡った締めくくりとして与平を訪れるのも旅の醍醐味になるはずだ。
予約・問い合わせは電話(055-236-3650)にて受け付けている。営業時間や定休日は変動する場合があるため、公式サイトやSNSで最新情報を確認してから訪れると安心だ。
交通
JR中央本線 甲府駅より徒歩約6分
营业时间
预算


