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北海道の豊かな自然と雄大な丘陵地帯に広がるエバーグリーンゴルフ倶楽部は、米国女子ゴルフ界のレジェンドが監修した本格派チャンピオンコースとして、国内外のゴルフファンから高い評価を得ている。緑に囲まれたフェアウェイを歩けば、北海道ならではの清涼な風と圧倒的なスケール感が出迎えてくれる。
レジェンドの名を刻んだコース誕生の背景
エバーグリーンゴルフ倶楽部の最大の個性は、米国女子ゴルフ界の伝説的プレーヤー、ナンシー・ロペスが監修を手がけたチャンピオンコースである点だ。ナンシー・ロペスは1970〜80年代にLPGAツアーで活躍し、通算48勝(うちメジャー3勝)を挙げた名選手。そのプレースタイルは豪快かつ繊細で、攻めと守りのバランスを巧みに使い分ける知性派として知られていた。その哲学はコースデザインにも色濃く反映されている。
コースにはアウト「アシュレイ」、イン「エリン」という名前がつけられているが、これはいずれもロペスの実の子どもたちの名前に由来する。単なる設計案件ではなく、自らの家族の名を冠したコースとして、ロペス自身が特別な愛情と情熱を注いでいることがこの命名に表れている。ゴルフコース設計の世界において、このような個人的な思い入れが作品に込められた例は珍しく、それだけにコース全体から伝わる「意志」のようなものを感じることができる。
アウトコース「アシュレイ」—豪快さと繊細さが共存するフロント9
アウトコース「アシュレイ」は、豪快さと繊細さを兼ね備えた9ホールで構成される。特筆すべきはアンジュレーション(地形の起伏)が比較的少ないレイアウトで、初心者や中級者でもスコアを作りやすい設計になっていること。それでいて各ホールには戦略的な仕掛けが随所に盛り込まれており、攻め方次第でスコアが大きく変わるため、上級者も決して気を抜くことができない。
なかでもぜひ注目したいのが2番ホールだ。コース内で最も標高の高い地点に位置するこのショートホールからは、北海道の広大な丘陵地帯を一望できる絶景が広がる。ゴルフをプレーしながら雄大な自然を俯瞰できるという贅沢な体験は、エバーグリーンゴルフ倶楽部ならではの魅力だ。ただし、パー3のショートホールとして設計されているため、距離感の正確なコントロールが求められる。さらに北海道特有の風が加わることで難易度が上昇する。風は方向も強さも刻一刻と変化するため、ベテランプレーヤーでも慎重なクラブ選択が欠かせない。ここでのショットはスコアに直結するだけでなく、このコースの醍醐味を最も象徴するシーンのひとつでもある。
インコース「エリン」—ハザードが語る戦略の深さ
インコース「エリン」は、フェアウェイ上に巧みに配されたバンカーや自然の起伏が特徴的な、戦略性の高い後半9ホール。アシュレイと比べるとコースマネジメントの重要度がさらに増し、1打ごとに次の展開を読む思考力がスコアを左右する。
とりわけプレーヤーたちを苦しめる名物ホールが12番だ。右に大きくドッグレッグしたロングホール(パー5)で、フェアウェイの左右にはOBゾーンが迫り、コースの幅が実際以上に狭く感じられるプレッシャーがある。ここで欲張ってドライバーを振り回すのは得策ではなく、第1打はアイアンで確実にフェアウェイをとらえる戦略が正解だ。第2打では左サイドに口を開けるバンカーが脅威となり、安易なライン取りをすると大叩きのリスクが高まる。このホールはまさに「慎重さと勇気のバランス」を問う設問であり、ナンシー・ロペスが込めた知的なゲームデザインの真髄が現れている。
北海道の四季とともに楽しむゴルフの醍醐味
北海道のゴルフシーズンは、長い冬が終わりを告げる春から紅葉が深まる秋まで。エバーグリーンゴルフ倶楽部も概ねこの時期にプレーが楽しめる(年度・天候により変動)。
春のオープン直後は、雪解け水を吸い込んだ芝が生き生きとした鮮やかな緑をまとい、冬の静寂から覚めたばかりのコースが清々しい表情を見せる。澄んだ空気の中でプレーする感覚は、本州の春とはひと味違う爽快感がある。夏は北海道の最大の魅力である涼しさが際立つ季節だ。本州各地が猛暑に苦しむ盛夏にも、エバーグリーンゴルフ倶楽部は快適な気温を保ち、汗をかきすぎることなくラウンドを楽しめる。日照時間が長いため夕方まで明るく、ゆっくりとしたペースでのラウンドも可能だ。
秋になると丘陵を彩る木々が黄や赤に染まり、錦秋の北海道を舞台にしたゴルフは格別の趣がある。空気の透明度が増す季節柄、2番ホールからの眺望はいっそう美しく、遠くまで見渡せる視界がプレーヤーに深い感動を与える。シーズンを締めくくる最後のラウンドを、この絶景の中で過ごすのは忘れられない思い出となるはずだ。
アクセスと周辺のゴルフ旅行プラン
エバーグリーンゴルフ倶楽部へのアクセスは、道東自動車道の追分町インターチェンジが最寄りとなっており、自家用車またはレンタカーでのアクセスが基本となる。新千歳空港からレンタカーを利用すれば、道央〜道東エリアのゴルフ場を組み合わせた本格的なゴルフツアーを計画しやすい。
北海道エリアはゴルフと観光を組み合わせた旅の舞台として申し分ない環境が整っている。プレー後には地元のジンギスカンや新鮮な海産物、北海道産乳製品を使ったスイーツなど、豊かなグルメ体験が待っている。温泉施設のある宿を選べば、ラウンド後の疲れを癒しながら北海道の自然に浸ることができる。ナンシー・ロペスという世界的名手が設計した本格コースで腕を磨きながら、北海道の大自然と食文化を満喫する旅は、ゴルフファンにとって一度は体験したい特別な時間となるだろう。
交通
道東自動車道追分町
营业时间
预算
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