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山内屋
※写真はイメージです。

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観光・体験体験・アクティビティ静岡県静岡市久能地区

久能山の急斜面に広がる「山内屋」は、大正時代から四代120年以上にわたって久能山麓の石垣いちご栽培を守り続けてきた農園です。日本で唯一、静岡市久能地区だけに根付くこの栽培法は、地形・風土・先人たちの知恵が絡み合って生まれた文化遺産とも言えるもの。四代目経営者・山内里美さんのもと、スタッフ全員が女性という農園から、今年も章姫(あきひめ)が育ちます。

太陽と石が生み出す、ここにしかない温度環境

石垣いちご栽培の核心は、斜面に積み上げられた石垣の蓄熱性にあります。昼間に太陽熱を蓄えた石垣が夜間に放熱することで、いちごの生育に適した温度環境が自然に作り出されます。加えて、久能山麓から流れる「沢の水」を山から海への急な高低差を利用した潅水システムで農地に届けており、この仕組みは地域の農家たちとの協力によって今も受け継がれています。先代たちが積み上げたこの環境は「他の地域では再現できない」とされており、同じ手法を移植しても同様の結果が得られないという不思議さが、久能山石垣いちごの希少性を裏付けています。

土の中に詰め込まれた先代の知恵

山内屋の栽培哲学は、石垣の「中身」にも色濃く表れています。良質な有機質肥料の導入により農薬使用回数は年々減少。害虫被害には天敵製剤を用いた「虫は虫で抑える」生物的防除を取り入れ、丈夫ないちごづくりを追求しています。石垣の中には、大吟醸酒の酒粕、久能山の竹、キノコの原木、乳酸菌、酵母菌を投入しており、2026年度は静岡特産の桜エビも新たに加えました。「その土地にあるものを活かし、知恵を絞って良いいちごを作ろうとしてきた先代たちの思いを、今の形で受け継ぐ」という姿勢が、材料の一つひとつに込められています。

全員女性で守る農園の物語

山内屋のもう一つの顔が、農園運営をすべて女性スタッフで担っているという点です。力仕事も大工仕事も含め、四代目・山内里美さんを中心に女性チームだけで農園を回しています。「キラキラ輝く海辺の畑から、今日も元気な笑い声が聞こえてくる」という言葉通り、石垣越しに駿河湾を望む畑は、生産者の顔が見える温かみに満ちた空間です。

メディアと大学が注目する農園

その実力はメディアにも届いており、朝日新聞デジタルがクルーズ船「飛鳥Ⅲ」関連の記事で紹介したほか、静岡あさひテレビではタレントのロバート秋山さんと冨士彦さんが来店し山内屋限定ソフトクリームを絶賛。旅行情報誌『るるぶ&more.』の静岡満喫スポット5選にも選出されています。さらに上智大学と静岡県立大学の留学生・日本人学生が石垣いちごの学習体験のために訪れるなど、観光の枠を超えた教育的な発信拠点にもなっています。久能山東照宮への地域貢献と組み合わせたイベントツアーも展開しており、地域全体との連携を大切にしている農園です。

いちご狩りは完熟章姫を時間内に

山内屋が主に栽培しているのは章姫(あきひめ)。ビニールハウスへの入場から30分間、時間制限内で完熟のいちごを楽しむスタイルです。営業は毎年1月〜5月の土・日・祝日で、予約制(オンライン・電話受付)を推奨しています。シーズンによって料金が段階的に設定されており、最盛期を過ぎた4月下旬〜5月初旬になるほど料金が下がる仕組みも特徴的。なお、2026年度のいちご狩りはすでに終了しており、次シーズンの苗の準備がすでに始まっています。

アクセス

東名高速清水IC/静岡ICより20分 日本平久能山スマートICより9分 駐車場あり(1~3月約50台、4月以降20台)

営業時間

1月~5月の土・日・祝 9:00~17:00(受付9:15~15:00)

料金目安

いちご狩り:大人3,300円/子供1,650円(開園日~4月1日)→3,000円/1,500円(4月2日~28日)→2,500円/1,200円(4月29日~5月5日)、時間制限30分(税込)

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店舗詳細

価格帯
$$
対応言語
日本語

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