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やまの宿 下藤屋

やまの宿 下藤屋

※写真はイメージです。

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塩原温泉郷の中でも最も高台に位置する「やまの宿 下藤屋」は、天和三年(1683年)創業の老舗宿です。「日本秘湯を守る宿」の会員として、340年以上にわたり湯と食の本質を守り続けてきた宿が、山深い奥塩原の地に静かに佇んでいます。

塩原温泉唯一の硫黄泉「極上にごり湯」

下藤屋の最大の個性は、塩原温泉郷の中で唯一「硫黄泉」が湧き出す「奥塩原新湯温泉」を源泉とすることです。宿の裏山にある噴気口から湧き出す源泉をそのまま浴槽へ注ぐ、源泉100%かけ流し。白く濁り、鼻をくすぐる独特の硫黄の香りが「本物の温泉に来た」という実感を与えます。

その効能については、「温泉教授」として知られる松田教授もお墨付きを与えており、平成温泉番付表では栃木県第一位として東の前頭に掲載されています。硫黄成分には血行促進・脂肪燃焼を助ける働きがあるとされ、浸かるだけでなく、湯気に含まれる気化した硫黄を呼吸で取り込むことでも同様の効能が期待できるといいます。

大自然の恵みを活かした会席料理

食事処で提供される夕食は、季節と仕入れ状況に合わせたおまかせ会席。舌でとろける黒毛和牛の霜降り肉、あっさりとした旨みとコクを持つ幻の豚「三元豚(さんげんとん)」、地元で採れた新鮮な野菜、渓流育ちの岩魚など、那須塩原の山々と清流が育てた食材を厳選して使用します。連泊の場合は2泊目以降に料理内容を変更してくれるため、飽きることなく地の味を楽しめます。

歴史が宿に刻んだ二つの物語

宿には二つの印象的な歴史的エピソードが残っています。一つは幕末の英雄・山岡鉄舟。「江戸城無血開城」の立役者として知られる彼は、明治時代に幾度となく下藤屋を訪れ、この硫黄の湯をこよなく愛したといわれています。もう一つは近代日本を代表する版画家・川瀬巴水。昭和21年に当館に宿泊し、「湯宿の朝」と「新湯の秋」という二作品を残しました。葛飾北斎や歌川広重と並び称される浮世絵師が、この宿の風情に何を見たか——掲載された版画を眺めながら想像を巡らせるのも旅の醍醐味です。

3タイプの客室と周辺の楽しみ方

客室は新モダン客室・檜風呂付客室・和洋室の3タイプを用意。ひのき風呂付きの部屋では、浴場とは別に客室でも温泉気分を味わえます。

冬季はハンターマウンテン塩原スキー場まで車で約10分という立地を活かし、ゲレンデと温泉を組み合わせた滞在も楽しめます。送迎は要予約・1日1便・無料で運行しているため、マイカーなしでも安心して訪れることができます。

アクセス

栃木県那須塩原市湯本塩原11。最寄駅や徒歩分は明記されていません。ハンターマウンテン塩原スキー場までは車で約10分。

営業時間

予約受付時間 9:00-18:00(電話:0287-31-1111)、チェックイン 15:00 / チェックアウト 10:00

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