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若州一滴文庫
※写真はイメージです。

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直木賞作家・水上勉が故郷に残した、文学と芸能の場

若州一滴文庫は、福井県おおい町(旧・大飯郡本郷村)出身の直木賞作家・水上勉が、自らの故郷に設けた文学館です。作家が故郷の地を選んでこの施設を築いたという事実が、場所そのものに特別な意味を与えています。谷間に溶け込むように建てられた木造2階建ての本館には水上氏の想いが反映されており、訪れる人は建物の佇まいからすでにその世界観の中に置かれます。

2万冊の蔵書が収まる図書室

館内には水上勉が蒐集した蔵書2万冊を収めた図書室があります。作家一人が生涯をかけて手元に置いた2万冊という規模は、読書と著作を通じた水上氏の知の営みの厚みをそのまま伝えるものです。書画展示室も設けられており、水上氏にゆかりの作品や資料を通じて、文豪の内面世界に触れることができます。

くるま椅子劇場と竹人形文楽

この施設が他の文学館と一線を画す最大の特色は「くるま椅子劇場」です。ここでは竹人形による文楽が上演されます。文学館の中に実演芸術の上演空間を組み込むというコンセプトは独創的であり、文字で紡がれた文学と、人形と語りで成り立つ伝統芸能とを同じ敷地で体験できる場となっています。文学に興味を持って訪れた人が、思いがけず生きた伝統芸能にも出会えるという構成は、若州一滴文庫ならではの魅力です。

谷間の自然に溶け込む建築

木造2階建ての本館は、周囲の谷間の自然景観に馴染むように設計されています。建物のたたずまいにも水上氏の想いが反映されているとされており、施設全体が作家の美意識と故郷への愛着を体現した空間です。展示を見る前から、その場に身を置くこと自体が一つの体験となります。若狭路の山里に静かに佇むこの施設は、文学と自然と芸能が交差する、福井ならではの文化的な訪問先です。

アクセス

JR若狭本郷駅から川上行き福鉄バス「大飯中学校前」下車徒歩5分 舞鶴若狭自動車道大飯高浜ICから10分 小浜西ICから10分

営業時間

9:00~17:00、定休日: 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

料金目安

大人300円(30名以上団体240円)、中学生以下・70歳以上無料

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店舗詳細

価格帯
$
対応言語
日本語

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