
湯平温泉 右丸旅館
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花合野川の谷間に湯煙をたなびかせる湯平温泉。全国的な知名度を誇る別府や湯布院とは趣を異にするこの温泉郷に、明治創業の老舗宿「右丸旅館」は静かに佇んでいます。鎌倉時代から湯治場として人々に親しまれてきた土地の記憶を宿すかのように、石畳と提灯の景色がここを訪れる旅人を迎えます。
石畳と提灯が紡ぐ、湯治場の空気
湯平温泉の象徴は、江戸時代に敷かれたという緩やかな石畳の坂道です。右丸旅館はその石畳を登った先に温かな光を灯す佇まいで建ちます。別府温泉や由布院温泉とは異なり、観光地化された喧騒とは無縁の、昔懐かしい温泉郷の空気感がここには残っています。川のせせらぎを聞きながら過ごす時間そのものが、この宿の体験の核心です。
4種類の貸切温泉で、人目を気にせず湯に浸る
宿の大きな特徴が、4種類すべて貸切で利用できる温泉です。展望露天風呂・大浴場・石風呂・家族風呂とそれぞれ異なる趣向の湯が用意されており、他の宿泊客と鉢合わせする心配なく、景色や会話を楽しみながらゆっくり入浴できます。展望露天風呂からは温泉街を見渡す眺望が広がり、石風呂は素材感そのものが湯浴みの風情を深めます。プライベートな入浴体験を重視する設計は、カップルや家族旅行に特に向いています。
3タイプの客室が持つ、それぞれの個性
客室は「離れ」「新館」「本館」の3タイプで構成されています。
離れはロフト構造を持ち、専用の露天風呂から温泉街を一望できる絶景が最大の売りです。食事も専用の個室食事処でいただくため、一棟貸しに近い完全なプライベート空間として機能します。
新館は2018年にリニューアルされており、総檜造りの内装が温もりと落ち着きを演出する純和風客室です。露天風呂付きで、現代的な快適性と和の情緒が両立しています。
本館は大正元年に建てられた木造建築そのもの。現役の純和風旅館として昭和以前の建築様式を体感できる空間は、新築のリゾートホテルでは決して得られない種類の体験を提供しています。
地産地消の山里料理と、朝夕の部屋食
食事は朝夕ともに部屋食が基本で、料理が運ばれてくる間もくつろいだままでいられます。地産地消にこだわった山里料理が軸で、季節の味覚とともに大分の食文化を堪能できます。看板食材は豊後牛で、まろやかな味わいのしゃぶしゃぶとして提供されます。A4ランクの豊後牛を通常の倍量で楽しめる「倍増プラン」も用意されており、肉の質と量の両面で満足感を追求できます。
湯平を起点にした周辺観光
宿を拠点に、大分の主要な観光地へのアクセスも良好です。俳人・種田山頭火を記念した「山頭火ミュージアム時雨館」と、映画『男はつらいよ』のロケ地として知られる「湯平駅・寅さん思い出の待合所」はいずれも車で約10分。由布院温泉の中心街へは約20分、日本最長級の歩行者専用吊り橋「九重"夢"大吊橋」へは約25分と、ドライブルートとしてもまとまりよく巡れます。なお、車でのアクセスは山側の道を利用することが推奨されており、石畳の坂道は徒歩でゆっくり歩いて楽しむのが旅館側のすすめです。
アクセス
湯平駅から車で約10分
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店舗詳細
- 個室
- あり
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