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釣石神社

釣石神社

※写真はイメージです。

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宮城県石巻市北上町十三浜に鎮座する釣石神社は、「落ちそうで落ちない」と称される巨石の伝説を背景に、全国から受験生が訪れる合格祈願の名所として知られています。社名の由来ともなったこの巨石は、幾多の大地震にも微動だにせず現在もその威容を保っており、「落ちない=試験に落ちない」という縁起から、いつしか受験の神様として篤い信仰を集めるようになりました。

落ちない巨石が育んだ信仰

釣石神社の核心にあるのは、境内に鎮座する巨石そのものです。津波や地震が繰り返し宮城の地を揺るがしてきた長い歴史の中で、この石は一度も崩れることなく立ち続けてきました。その姿が「何があっても落ちない」という祈りと自然に結びつき、受験シーズンになると全国各地から合格を願う参拝者が足を運ぶようになりました。公式サイトにも「落ちそうで落ちない巨石・受験の神様として全国より合格祈願者のお参りが絶えることなく現在に至ります」と記されており、その信仰の広がりは今なお続いています。

釣石の舞と年中行事

釣石神社では、年間を通じてさまざまな神事が執り行われます。元日の0時には歳旦祭が始まり、午前2時以降は30分ごとに一般祈祷が行われるため、新年の特別な時間に参拝することができます。境内では「釣石の舞」と呼ばれる奉納舞が、10時・12時・14時のご祈祷に合わせて披露されるのも見逃せません(御祈願者が10名以上の場合はその他の時間帯にもご奉仕されます)。1月8日のどんと祭では16時ごろに火入れ式が行われ、正月飾りを炎に返す伝統的な行事が続いています。また12月10日には境内でしめ縄・茅の輪作りも行われます。祈祷は随時受け付けており、厄年の案内なども用意されています。

東日本大震災と地域の記憶

神社が鎮座する追波地区は、かつて「舘ヶ崎」とも称された歴史ある土地です。2011年の東日本大震災によって、この地区の景観は大きく変わりました。しかし公式サイトが記すように「皆様の当地に馳せる思いは今も篤く受け継がれております」——震災後も参拝者の信仰は途絶えることなく、巨石とともに地域の精神的な拠り所であり続けています。合格祈願の願いを携えて訪れるだけでなく、震災の記憶を胸に東北の地を旅する途上に立ち寄る場所としても、独自の重みを持つ神社です。

アクセス

宮城県石巻市北上町十三浜字菖蒲田。最寄駅・徒歩分は不明

営業時間

通常営業時間は不明。年中行事:1月1日歳旦祭(0時~)、1月8日どんと祭(16時ごろ火入れ式)。ご祈祷は随時受付

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