
豊田ホタルの里ミュージアム
GALLERY
山口県下関市豊田町の自然豊かな環境に建つ豊田ホタルの里ミュージアムは、ホタルと下関地域の自然を専門的に扱う博物館・教育施設です。標本・映像・生体展示から屋外の自然観察エリアまで、館内外を通じた多彩な展示と、毎月の観察会・出前授業・特別講演会といった体験学習プログラムを備え、子どもから研究者まで幅広い来館者が自然の知識を深められる構成になっています。
ホタルの生態を科学で読み解く「ホタルの博物学」
常設展示「ホタルの博物学」は、ホタルの形態・生態・行動を多数の標本・映像・模型を用いて体系的に紹介するコーナーです。ホタルというひとつのテーマを深掘りした専門的な常設展示は一般の博物館ではなかなか見られない構成で、ホタルに関心を持つ来館者にとって見応えのある内容です。
「実物図鑑」と「下関の自然史」で地域の自然をたどる
常設展示「下関の自然史」では、下関地域の動物・植物・化石・岩石などを多数の標本と共に詳しく紹介しています。特徴的なのが「実物図鑑」で、引き出しの中に多数の標本が収蔵された参加型の展示形式を採用しており、下関地域の自然物を実物と解説で一覧できます。生体展示では下関地域に生息する魚類・水生昆虫類・甲殻類・両生類などが生きたまま展示されており、生きた動物の姿を間近で観察できます。屋外エリアには水路・森・草原が整備されており、昆虫や貝類など多種多様な動植物を直接観察することができます。
毎月の観察会・出前授業・自然史塾
体験学習プログラムも充実しています。毎月開催されるさまざまな自然に関する観察会はどなたでも参加可能。学芸員が学校などへ出向く出前授業は授業内容を学校側と相談して決められるため、カリキュラムに合わせた活用ができます。小中学校の団体見学には講演・体験学習を組み合わせたプログラムも用意されています。研究者による特別講演会は年数回開催され、オンラインによる参加にも対応しています。さらに現役教諭を対象とした「自然史塾」では、授業で自然史を扱いたい先生向けの専門的なサポートが受けられます。
6月の夜間開館
6月には夜間開館が実施されます。ホタルをテーマに据えた施設ならではの取り組みで、通常の開館時間とは異なるかたちで館を楽しめる機会です。企画展・テーマ展も随時開催されており、ホタルの博物学・下関の自然史・館の収蔵活動に関するテーマが取り上げられています。
研究報告書・自然ガイドシリーズなどの刊行物
当館は研究機関としての側面も持ち、ホタルや下関市およびその周辺の自然史に関する論文を収録した研究報告書を年1号刊行しています。「自然ガイドシリーズ」は下関の自然史を1冊ずつまとめた冊子を電子書籍として販売しており、ホタル検定問題集をはじめとするオリジナル刊行物も過去に制作されています。展示見学にとどまらず、読み物としても地域の自然を掘り下げられるのがこの施設の強みです。
アクセス
〒750-0441 山口県下関市豊田町中村50-3
営業時間
9:00〜17:00(最終入館16:30)、定休日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
料金目安
400円~700円
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