
砺波市美術館
GALLERY
砺波市美術館は、富山県砺波市に根ざした市立美術館。地元ゆかりの美術家たちの作品を恒常的に公開する常設展を核に、企画展・ワークショップ・貸館と多層的な文化機能を備える。単なる鑑賞施設にとどまらず、市民が美術を「つくり・学び・発表する」場として地域文化の拠点となっている。
砺波ゆかりの3人の美術家による常設展
常設展は、砺波にゆかりの深い3人の美術家に焦点を当てる。松村外次郎は線表現を特徴とする作家で、その繊細な線の世界が一室をかたちづくっている。藤森兼明は多面的な作品世界を展開しており、素材や表現の幅広さを感じさせる。関根勢之助の作品群もあわせて展示されており、3者の異なる表現スタイルを比較しながら鑑賞できるのが常設展の大きな特徴だ。富山・砺波という土地に深く結びついた作家たちの仕事を通じて、この地域の美術史の一端に触れることができる。
企画展 — 地域の美術表現を広く紹介
年間を通じて企画展が開催されており、常設展とは異なる切り口でさまざまな美術表現を紹介する。2026年11月から12月にかけては第22回砺波市美術展が予定されており、市内外の作家による多彩な作品が一堂に集う機会となる。回を重ねた歴史ある公募展であり、地域の美術愛好家が自らの作品を発表する舞台としても親しまれている。
子どもの造形アトリエとワークショップ
教育普及活動にも積極的に取り組んでいる点がこの美術館の特徴のひとつだ。「子どもの造形アトリエ」は子どもたちが造形表現を体験・学べる専門プログラムで、美術館を学校や家庭の外で創造性を育む場として位置づけている。さらに季節ごとにワークショップを企画しており、年齢や経験を問わず美術に親しむ多様な機会が設けられている。
市民ギャラリー・市民アトリエの貸館
市民ギャラリーや市民アトリエといった貸館施設も整備されており、個人・グループを問わず発表・制作の場として活用できる。地域の文化活動を支えるインフラとして、美術館は鑑賞にとどまらず市民の創作活動そのものを受け止める受け皿にもなっている。
アクセス
富山県砺波市高道145-1
営業時間
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで) 休館日:年末年始(12/29~1/3)、施設点検日等を除き無休
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