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※写真はイメージです。

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荻窪・八丁交差点近くに2016年1月開業した「本屋 Title」は、1階に書店とカフェ、2階にギャラリーを備えた複合空間です。本を売るだけでなく、文学・美術・詩を横断する企画を継続的に発信し続けていることで、東京の独立系書店の中でも際立った存在感を放っています。

毎朝8時に届く「毎日のほん」

Title最大の特徴のひとつが、年365日休まず続く「毎日のほん」という選書企画です。その日ならではの一冊を選び、スタッフによる解説コメントとともに毎朝8時に公開されます。たとえばマーガレット・アトウッドの初期短篇集『ダンシング・ガールズ』(岸本佐知子訳、白水社)を紹介した際には、「後の作家を形づくる要素がここにすでに現れている」という視点を添えています。単なるリスト提示ではなく、一冊との出会い方を丁寧に提案するのがこのコーナーの核心です。

1階カフェ × 2階ギャラリーの空間構成

1階の書店エリアには併設のカフェがあり、気になった本をその場で開きながらゆっくり過ごせます。2階はギャラリースペースとして活用され、展示と本の世界を行き来できる動線が生まれています。

本と美術が交差するイベント

定期的に開催されるイベントの幅の広さも特徴です。詩人・管啓次郎による朝の朗読会、紙版画作家・坂本千明による作品展「本とねこと青い自転車」など、本を起点にしながら美術や詩の領域に踏み込んだ企画が並びます。「本と果物」と題した展示のように、意外な組み合わせから生まれる企画も少なくありません。坂本千明の同名展示と連動して刊行された随筆集『本とねこと青い自転車』のように、書店発の出版という形で言葉が外へひろがっていく試みも続いています。

書店から生まれる連載と発信

2026年9月には連載「もの読む人びと」がスタートし、書店という場をメディアとして育てる姿勢が伺えます。来店が難しい場合はWEB SHOPも利用でき、全国から購入可能です。荻窪という街に根ざしながら、本と人が出会う場を丁寧に積み上げている書店です。

アクセス

JR中央線荻窪駅から徒歩約10分(八丁交差点近く)

営業時間

営業時間: 12:00〜19:30(日曜は19:00まで)/ 定休日: 毎週水曜・第一、第三火曜

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