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玉前神社
※写真はイメージです。

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千葉県一宮町に鎮座する玉前神社は、平城天皇の御代・大同二年(807年)の創建と伝えられる上総国一之宮です。1200年以上の歴史を持ち、房総半島を代表する古社として、子授け・子宝・縁結びのご利益を求める参拝者が絶えません。

主祭神・玉依姫命とそのご神徳

主祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)。その名が示すように、魂を引き寄せ縁を結ぶ力を持つ女神として信仰されてきました。子授け・子宝・縁結びに篤い霊験があるとされ、子を望む夫婦や良縁を祈る人々が各地から参拝に訪れます。御本殿には玉依姫命とその一族の神々が合わせ祀られており、一族の絆を表すかのような温かみのある信仰の場が形成されています。

上総十二社祭り――房総最古の浜降り神事

玉前神社を語るうえで外せないのが、千葉県の無形民俗文化財に指定された「上総十二社祭り」です。玉依姫命とその一族の神々が、由縁の地である釣ヶ崎海岸で年に一度再会されるという壮大な儀礼であり、房総半島に伝わる浜降り神事のなかでも最古の歴史と伝統を誇ります。神輿が海へと向かい、波打ち際で神々が相まみえるこの光景は、平安時代から連綿と受け継がれてきた古儀そのものです。

ご来光の道レイライン

境内には「ご来光の道レイライン」と呼ばれる特別な参拝スポットがあります。古来より太陽の運行と聖地が一直線に連なるとされるレイライン上に玉前神社が位置することから、日の出の光が境内を照らす様子は神秘的な雰囲気を醸し出します。心身を清めながら自然と神域の関係を感じられる場として、近年注目を集めています。

年間を彩る祭典と行事

祈年祭・節分祭・古札焼納祭・神洗神社例祭・上総権介朝臣広常公慰霊祭など、年間を通じて多彩な祭典が執り行われます。フォトアルバムとして記録・公開されていることからも、それぞれの祭典が地域の人々と深く結びついた生きた行事であることが伝わります。厄年表や戌の日カレンダーも定期的に更新されており、安産祈願や厄除けの参拝者への細やかな案内が整っています。

波乗守と絵本「玉前さまものがたり」

釣ヶ崎海岸に近い立地を反映してか、「波乗守」という独自のお守りが頒布されています。波を乗りこなすイメージが縁起ものとして親しまれており、参拝の記念に求める方も多いようです。また、絵本「玉前さまものがたり」の存在は、神社の由緒や玉依姫命の物語を子どもから大人まで親しみやすく伝えようとする取り組みを示しており、地域に根差した文化発信の場としての一面も感じられます。

アクセス

九十九里鉄道上総一ノ宮駅から徒歩約10分

営業時間

24時間営業

料金目安

無料

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