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すさみ町立エビとカニの水族館

すさみ町立エビとカニの水族館

※写真はイメージです。

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和歌山県すさみ町の海岸沿いに、日本でただひとつ、エビとカニだけに特化した水族館がある。その名も「すさみ町立エビとカニの水族館」。廃校となった旧江住中学校の体育館を再利用して生まれたこの施設は、地域の資源を活かしながら、甲殻類という一点突破の個性で訪れる人を迎える、ほかにはない場所だ。

廃校の体育館が甲殻類の楽園へ

かつて子どもたちが走り回ったであろう体育館の空間が、今は約150種の甲殻類を擁する展示空間へと生まれ変わっている。廃校施設の再活用という出発点が、この水族館の規模感や空気感にそのまま滲み出ており、大型の商業施設とは一線を画す手作り感と温かみがある。エビとカニという切り口に絞ることで、甲殻類の多様さと奥深さを正面から味わえる構成になっている。

季節ごとに顔を変える特別展示

年間を通じてテーマ展示が入れ替わるのも、この水族館の大きな魅力だ。春には「ヤドカリ展」、梅雨の時期には「カエルと愉快な仲間たち展」、こどもの日には「あのころは触れた展」など、季節や記念日に合わせた企画展が定期的に開催される。同じ時期に訪れても毎回ちがう顔を見せてくれるため、リピーターにとっても飽きのこない施設となっている。

YouTubeで広がる学びの場

館内での展示にとどまらず、生き物の解説や不思議な行動をYouTubeでも配信するなど、教育的な情報発信にも積極的だ。水族館に来られない人や、訪問後にあの生き物の続きを知りたいと感じた人が、映像を通じて学びを深められる仕組みが整っている。

全国へ飛び出す出張・移動水族館

イセエビ、ヤドカリ、ウニ、ヒトデ、ウミガメなどと直接触れ合える巡回水族館(出張水族館)のプログラムも展開しており、全国各地のイベントに出向いて生き物との出会いを届けている。さらに、イベントホールなどに水槽を設置して2週間〜1か月の期間限定で水族館を開催する移動水族館プログラムも実施中だ。すさみ町に来なくても、この水族館の生き物たちに会える機会があるというのは、ほかの施設にはなかなか見られない取り組みといえる。

アクセス

和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1

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