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杉原紙の里・多可

杉原紙の里・多可

※写真はイメージです。

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兵庫県多可町の中山間地域に位置する「杉原紙の里・多可」は、伝統工芸・食・アウトドアが一体となった総合施設型の道の駅だ。清らかな水と山の空気に恵まれたこの地で、訪れるたびに異なる顔を見せてくれる。

約1400年の歴史を体に刻む──杉原紙の手漉き体験

この施設最大の個性は、杉原紙の手漉き体験ができることにある。杉原紙は平安・鎌倉時代から朝廷への献上紙として知られ、その起源は約1400年前にさかのぼるとされる。手漉きの工程を実際に体験することで、薄く均一に繊維を広げる難しさや、乾燥後に浮かび上がる独特の風合いを肌で感じられる。完成したのは工場製品ではなく、自分の手が作り出したれっきとした和紙だ。

地元の味を持ち帰る──物産館の看板品

物産館には多可町とその周辺で育った農産物・特産品が並ぶ。なかでも注目はきよしま米。毎秋に新米が入荷し、多可の山水が育てた米の風味を自宅でも楽しめる。また、播州百日どりは地域ブランドの鶏で、2024年からは冷凍精肉の取り扱いも始まり、遠方からの来訪者でも安心して持ち帰れるようになった。

川に遊び、野に泊まる──加美川のアウトドア

すぐそばを流れる加美川は、キャンプ・バーベキュー・川遊びの拠点として機能する。夏には「SUMMER FESTA」が開催されるほか、「水合戦 in 道の駅」という水鉄砲バトルイベントも行われており、子どもから大人まで夢中になれる夏の風物詩となっている。お盆期間には屋台も出て、にぎわいはひときわ増す。

冬の山里もまた格別

積雪情報が随時更新されていることからもわかるとおり、冬季は雪化粧した山里の景色が広がる。新春感謝フェアでは来場者向けのクーポン企画も実施されており、一年を通じて地域住民と観光客双方に親しまれている。2025年10月に29周年感謝祭を迎えたことも、地域に深く根付いた施設である証だ。

レストラン「車留満」でひと息

食事は施設内のレストラン「車留満」で。地元食材を活かしたメニューが提供されており、体験や買い物の合間にしっかりと腹を満たせる。価格改定や臨時休業の情報は公式サイトで都度発信されているため、訪問前に確認しておくと安心だ。

アクセス

JR加古川線坂本駅から車で約15分

営業時間

物産館:9:00-17:00(平日)、8:00-17:00(日)。レストラン:9:00-16:00(平日)、8:00-16:00(日)。水曜定休(祝日の場合は翌日)。

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