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美馬森 八丸牧場

美馬森 八丸牧場

※写真はイメージです。

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観光・体験体験・アクティビティ宮城県東松島市

美馬森 八丸牧場は、「見放された馬と荒れ地に光をもたらす」という一貫した哲学のもと、2004年に牧場長・八丸健氏と伴侶が岩手県盛岡市の荒れた耕作放棄地1.5haを夫婦ふたりで開墾・開拓し、6年がかりで手作りした牧場です。捨てられた馬たちを迎え入れ、見捨てられた土地に可能性を見出してきた20年以上の歩みは、牧場長自身が「回復力と再生と希望の物語」と振り返る軌跡でもあります。

馬を「パートナー」として尊重する北欧基準の飼養環境

本牧場の核心にあるのは、馬を「管理対象」として扱わず、感情・知性・社会性を持つ存在として尊重するという姿勢です。飼養環境には北欧の動物福祉基準とMAFF(農林水産省)技術指針を採用し、馬房の広さは体高160cmで9㎡以上、170cmで10㎡、180cmで12㎡以上と具体的な数値基準を設定。天井高は馬が頭を上げてもぶつからない高さを確保し、自然光・換気・アンモニア濃度の管理も徹底しています。馬房内で馬同士を完全に隔離する構造は禁止とされ、互いを視覚・聴覚・嗅覚で感じられる社会環境を維持しています。

放牧・食事・医療に至る丁寧なケア

放牧は基本毎日6時間以上を実施し、群れでの放牧によって馬の社会性を尊重します。季節ごとに飼養形態も変化し、春秋は放牧中心、夏季は夜間放牧(夏馬着着用)、冬季は昼間放牧(冬馬着着用)と、個体の状態に合わせた細やかな対応が行われています。食事は馬の本来の習性に合わせて粗飼料中心とし、蹄は4〜8週間ごと、歯科ケアも定期的に実施。老齢馬・病馬に対してはQOL(生活の質)を最優先に痛みの管理を行い、回復不能な苦痛がある場合の安楽死も福祉上の選択肢として獣医師と連携して対応するなど、終生にわたる責任あるケアを貫いています。

恐怖に頼らないコミュニケーションと「馬は教師」という哲学

調教や取り扱いにおいて、恐怖や痛みに依存する方法は一切採用しません。馬の行動心理学をベースに、個体ごとのタイプや状態を読み取り、馬が理解できるペースと学習ステップを丁寧に用意します。「馬は私たちの鏡であり、教師であり、仲間」という言葉が牧場の姿勢を象徴しており、人と馬が互いに学び合い成長する関係性の構築を何より大切にしています。

里山づくりと資源循環型プログラム

2023年4月からは新たに2haの未活用地の開墾・開拓をスタート。美しく健全な馬たちによる里山づくりを進め、資源循環型の地球にやさしい暮らしや自然との共生を体感できる各種プログラムを展開しています。企業研修・団体視察にも対応しており、日常から切り離された環境で馬と向き合う体験は、チームビルディングや自己洞察の場としても活用されています。

パドックツアーと環境省認定

馬の生活空間であるパドックを間近で見て感じるパドックツアーも定期開催されており、馬との距離を縮める入門的な体験として参加者に好評です。2025年11月27日には環境省の「ネイチャーポジティブ宣言」への登録が完了し、生物多様性の回復に向けた取り組みとしても公的に認められました。荒れた土地と見捨てられた馬を起点に、20年以上かけて積み上げてきた「再生と共生」の実践が、今まさに新たな広がりを見せています。

アクセス

宮城県東松島市大塚字三反田22-1

営業時間

9:00~17:00

料金目安

3,000円~10,000円

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日本語 / 英語

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