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東霧島神社

東霧島神社

※写真はイメージです。

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宮崎県都城市高崎町に鎮座する東霧島神社は、霧島六社権現のひとつとして古くから厄除開運の神社として親しまれてきた。九州・沖縄を代表する霊山・霧島の神域に連なるこの社は、豊かな自然環境と多くの文化財・伝説を今に伝え、県内外から参拝者が絶えない。

2025年奉納の龍――ご神木が守り神として蘇る

境内で最初に目を引くのが、2025年12月19日に奉納されたチェーンソーアートの龍だ。もとは岡山県真庭市の熊野神社に自生していた樹齢千年ともいわれる杉のご神木で、2024年5月に倒木。その材を都城市の清水林業が受け取り、大きく口を開く迫力満点の龍として彫り上げた。地元企業が故郷の神社に奉納したこの龍は、新たな地域の守り神として境内に祀られており、参拝者の視線を集める新名所となっている。

歴史を物語る文化財と社殿

拝殿・本殿をはじめ、境内には歴史的・神話的な価値を持つスポットが点在する。なかでも宮崎県指定文化財に指定された梵鐘は、神社の長い歴史を体現する存在として多くの参拝者の敬意を集めている。また、神石・龍神・竜王神水といった神秘的な聖地も境内各所に設けられており、参拝の道筋に沿って巡ることができる。

鬼磐階段と「故有谷の泪雨」

境内の鬼磐階段には古くから伝説が伝わり、「故有谷の泪雨」という言い伝えが語り継がれている。石段そのものも圧倒的な存在感を放ち、登るほどに神域の雰囲気が高まる。境内に根を張る大クスも、神社の豊かな自然を象徴する存在として、訪れる人に時間の重みと安寧をもたらしてくれる。

季節を彩る限定御朱印

東霧島神社の御朱印は参拝記念として根強い人気があり、正月三が日や1月7日の「七草の節句」、桃の節句、菖蒲の節句、例大祭、節分など、年間を通じて節目ごとに限定御朱印が授与される。季節によって異なる御朱印を求めて繰り返し訪れる参拝者も多く、四季折々の参拝を楽しむきっかけになっている。

江戸中期から続くお田祭り

境内で受け継がれる「お田祭り(お田植え祭り)」は、江戸中期頃に始まったと伝えられる伝統行事だ。昭和10年代の大東亜戦争激化にともない一時中断を余儀なくされ、戦後も長らく7月11日という日付だけがその名を残す形になっていたという。数百年の歴史を経てなお語り継がれるこの祭りは、神社と地域が共に育んできた文化の証といえる。

アクセス

電車:JR吉都線 東高崎駅より徒歩10分、車:高原ICより車で15分

営業時間

24時間営業

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